鉄血のオルフェンズ11話「ヒューマン・デブリ」のストーリー振り返りと感想。マクギリス・ファリドの野望。

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販促CMでも流れているように、この作品は数話単位で○○編といった感じに構成されています。

CGS編(1~3話)、鉄血編(4~6話)、テイワズ編(7~9話)ときて

前回からブルワーズ編(10~?話)がスタートしています。

これまでのように3話で1編と考えると次でブルワーズ編終わるんでしょうか?

この一週間の間に公式サイトが少しリニューアルされ○○編ごとの相関図をみれるようになっています。

前回を三行でまとめると、

アキヒロの過去話

突然の襲撃

ミカヅキが颯爽と登場

てな感じでした。

ミカヅキはバルバトスの整備が遅れ歳星に残っていたはずなのになぜ?

輸送船かなんかで来たのかな?という推測は半分当たりで半分外れでした。

クタン参型

輸送「船」ではなくて輸送「ブースター」でした。

正式名称は ”長距離輸送ブースター クタン参型”

もうすでにガンプラで出ているようです。

テイワズが使っている業務用のものを少し改造した着脱可能な装備で、

これまでのガンダムシリーズでいうと

ガンダム試作3号機デンドロビウム

GNアームズ

のような感じです。GジェネならXLサイズかな。

バルバトス自身の装備も強化されました。

が、今回は相手が悪かったようです。

ブルワーズ

前回突然襲撃してきた相手はブルワーズという海賊でした。

海賊と警備会社は全くの別物ですが、内実はCGSと似たようなものです。

ヒューマンデブリの少年にアラヤシキ手術を受けさせ、少年兵として使い倒しています。

ヒューマンデブリとして売り飛ばされたアキヒロの弟、マサヒロもここにいました。

兄弟が戦場で思いがけない出会いをしましたが殺し合わずにすみました。

ブルワーズは武闘派として名が通っているものの、テイワズよりずっと下の組織です。

海賊というほどですから略奪を目的としていますが、今回はクーデリアだけを要求しています。

クーデリアに価値があることを知っている&格上のテイワズに喧嘩を売ることに臆していないことから、何か後ろ盾がいるのではないか、とナゼは考えています。

バルバトスの兄弟?ガンダムフレーム

ブルワーズのMSの中に異常に硬いMSがいました。

こいつのせいで、せっかくの新装バルバトスがしょぼくみえました。

ビーム兵器のない世界観ですので、硬さが強さにつながります。

前回はMSの各関節の僅かな隙間に太刀を突き入れてコクピットを直接攻撃することで制圧しました。同じような戦略でいくのか、または新兵器があるのか。

戦いのあとにこの異常に硬いMSのエイハブウェーブを過去のデータと照合してみたところ、バルバトスに近い事がわかりました。

このことから、この機体もガンダムフレームを使用した72機のうちの1機である可能性が高いです。

公式サイト&ガンプラによってすでに「ガンダムグシオン」という名が明らかにされてます。

ファリドたちは地球へ

長らく出番のないギャラルホルンのファリドたちは一足先に地球にたどり着いていました。

ファリドたちについてきたアインには地球降下の許可が降りませんでした。

降下に許可が必要なことにも驚きですが、

同じギャラルホルンの仲間でも火星生まれをバカにする人間がいることに驚きです。

スペースノイドは当たり前のように差別されているようです。

アインはそんなことよりもクランクの仇で頭がいっぱいです。

クランクは子どもたちを思って死んでいったのに、アインは子どもたちに殺意を持って生きています。

クランクの意思を踏みにじっていることに、いつ気付けるのだろうか。

ファリド家

マクギリス・ファリド (息子)

イズナリオ・ファリド (父親)

呼び分けるために、今後はマクギリス、イズナリオと呼ぶ必要がありますね。

ガエリオ・ボードウィン(息子)も今後父親が出てくる可能性が高そうなので、

これからはガエリオと呼ぶことにします。

地球に戻ってきたマクギリスとガエリオが最初に訪ねた人物、

それが監査局局長及び統制幕僚長でありながらマクギリスの父でもあるイズナリオでした。

幕僚長…ギャラルホルンの実質トップってことです。

ギャラルホルンはセブンスターズと呼ばれる7つの名門家によって束ねられています。

ファリド家、ボードウィン家もそこに属します。

ファリド家は「統制幕僚長」ですから、セブンスターズの中でも特に力を持っているのではないかと。

マクギリスの野望

マクギリスは養子なのでファリド家はあんまり居心地が良くないのかもしれません。

父への挨拶のあとはボードウィン家にお邪魔。

ボードウィン家もセブンスターズの一門なだけあって、かなりの豪邸ですね。

ガエリオの妹のアルミリアが初登場しました。

まだ9歳の少女ですが、マクギリスの許嫁です。

火星では「アルミリアがお前に会いたがってる」なんてセリフがありました。

アルミリアはそのセリフのイメージ通りの少女で、

マクギリスのことを「マッキー」と呼ぶほど、すっかり懐いています。

しかしまだ紅茶の淹れ方を覚えて喜ぶような

9歳の少女である。

彼女が紅茶を淹れているのを眺めながら、マクギリスとガエリオは

ギャラルホルンの腐敗を憂う。

コーラルのような腐敗した者が蔓延るのも組織の体制が問題だという。

しかし誰も変えようとしない。

マクギリスはギャラルホルンを壊したがっている。

それが自らのためか組織のためか、まだはっきりとした理由はわからない。

OPでは、マクギリスのつきつける刀にイズナリオ(父)が映り込む。

これはマクギリスの宣戦布告のようなものではないか?

監査局局長の義父のもとで務め、許嫁も受け入れる。

まるで父の駒のように動きつつ実は父のこと(もしかしたら命も?)狙っている。

マクギリスは今のギャラルホルンを「変えよう」とは言わず「駒が必要」とだけ言う。

駒になるなら「クーデリアでもいい」と。

アルミリアへの優しい眼差しといい金髪といいシャアと似ているような。

いずれマスクつけたりして。

 ちょび髭の男

今回のマクギリスとガエリオの会話の中に「ちょび髭の男が使える」「海賊を雇った」というワードが出てきました。

ギャラルホルンの追尾を振り切った次の回あたりで

すでに鉄華団を探すために「ある男」を雇ったとの話があがっていましたが、

今回新たに「ちょび髭」という追加情報が出されました。

その男がマクギリスの支援金を使って海賊をそそのかしたのでしょう。

まったくの新キャラかもしれませんけど、

公式サイトのキャラクター紹介でちょび髭の男はトドとハエダの2人がいます。

トドは鉄華団に散々やられましたから復讐の気持ちを持っていてもおかしくないです。

公式サイトから未だにCGSのキャラクター紹介の項目が消えないのも気になります。

ちょび髭の男がトドやハエダでないにしても、CGSとの縁はまだ切れていないんですかね。

感想

マッタリ進行ですが毎回新しい情報がでてくるので面白いです。

マクギリスがようやくアップを始めました。

鉄華団の目先の目標は

打倒ブルワーズ&マサヒロを奪還 ですかね。

その副産物として他の少年兵やガンダムフレーム機も回収できるといいですね。

ガンダムフレームはCGSも持っていたし、わりと手に入れやすいのかなぁ。

ガンダムフレーム生産の謎を知れるのはずっと先になりそう。

鉄血のオルフェンズはDVD&BDが全9巻と発表されたことから2クール全25話と予想されています。

(1巻だけ1話、2巻以降3話収録=1 + 3 * 8 )

ガンダム00のように25話→半年の休憩→25話で全50話ってことも考えられます。

すべては売上次第でしょうかねぇ。

普通のアニメは12~13話で1シーズンです。

そろそろOPやEDが新しくなるかもしれません。

1編3話だとすると3の倍数+1が変わるタイミングですかね。

13話、16話あたりから変わりそう。

EDがけっこうお気に入りなので悲しいです。

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