水星の魔女第10話「巡る思い」のストーリー振り返りと感想。初めて描かれる地球と、1つの舞台を巡るドラマの始まりの予感。

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嵐の前の静けさ…。

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あれから2ヶ月…

なんと前回から2ヶ月も経過していた。

ガンド医療のほうはベルメリアが補佐しながら、下半身の装具のテストができるほどに成長していた。

その間ミオリネはずっと出張。直接デリングに事業の進展を説明している様子から、親子関係が若干和らいでいるような印象を受けた。ミオリネがしおらしくなっているというか、変にツンケンしていない。

帰りに回収船を受け取り、操舵手として1話~2話に登場した、脱出の手助けをしてくれたおばさんを雇うことに。このおばさんの正体だが、宇宙議会連合というところの人らしい。ベネリットグループはいっても企業なので、政府的なところがやっぱりあるのだろうか。いずれにせよ10話にして初の第三勢力登場である。そして母艦のような回収船が登場したということは、いよいよ舞台は学園の外に移りそう。

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ヴィムとサリウスの陰謀

ヴィムとサリウスで、デリング暗殺計画が実行されることに。後日サリウスが息子のシャディクに相談したところ、シャディクは学園内のみの決闘では埒があかないからといって、その暗殺計画に賛同を示す。

表向き同調しているが、シャディクの真意はその計画をダシにしたイレギュラーを起こすこと。目的はベネリットグループの解体。

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地球にて

場面が変わって、テロップには地球。とうとう来た。

環境的にはそこまで荒んでいるとは思えないが、自然に侵食されている人工物の感じからいって、崩壊した文明という印象。

寂れた学校を拠点に活動する組織? その代表者らしきナジという男に、プリンス(=シャディク)からプラントクエタでデリングを襲えという指示。

その通信の手配をしていたのがニカ。ナジはお父さん役らしい。ただのスパイってわけじゃないみたいだな。そういや、ニカ・ナナウラがフルネームだった。教室も日本語だったし地味に日本人という設定なのかな。

シャディクはアーシアンの武装組織とツテがあったと。

ミオリネの帰還と病むスレッタ

久々に学園に帰ってきたミオリネだが、仕事に忙殺されているためか、スレッタを邪険に扱う。エアリアルも検査に出しているし、なんだかミオリネの様子が…。必要ないんだ…みたいになってる。

テストパイロットとしてエランと契約したようだが、これもまたスペア。今度のはオリジナルと同じ性格の悪さらしい。

プラントクエタへ集結

プラントクエタは、ベネリットグループの工場。そこへ登場人物が集結する見込み。

人物目的
ミオリネ、スレッタエアリアルを回収
デリング、プロスペラ会合
ヴィム、サリウスデリングの暗殺
フォルド(地球の組織)デリングの暗殺
グエル乗ってた船が向かっている

グエルは学園から行方不明となっていたが、ボブという偽名で、ある作業船で働いていた。その船がプラントクエタに向かう途中にフォルドと名乗るMS2機にジャックされて…。MSに乗ってたのは地球にいた子だ。もう来たのか。グエルも災難だ。

感想

もうシーズン1終わりかけの10話だというのに、まだまだ話が広がっていくね。地球勢力まで出てきて混迷としてきた。多くのキャラクターの思惑が入り組んで複雑だけど、次回プラントクエタで何かが起こるってだけだから、ストーリーとしては至極単純。この作品の特徴かもしれないね。ゴチャゴチャしてるけど結局単純という。

今回のハイライトはなんといっても地球の描写。ベネリットグループ勢力圏以外のところが描かれたのは初だろう。母艦っぽいものも出てきたし、シーズン1では尺的にはもう無理だけど、シーズン2で地球編があるかも。

地球は環境的にはそこまで悪くは見えなかった。やはり戦争による治安問題があるのかね。フォルド?と名乗る組織も、トップ自ら畑仕事をするほどだったし。レジスタンスとか私兵のような感じ? この世界の統治はどうなっているんだろう。宇宙議会連合の役割は?

次回展望でいうと、デリングは次回でマジで退場するかも。プロスペラと対峙してる時点でヤバいのに、ヴィム・サリウスが本気で狙っているし、さらにシャディクも控えているというね。さすがにもうヤバい。復讐するはずだった人が先に死んで、あとからその真意を知るみたいな展開は物語的にかなり鉄板だしね。ミオリネの態度が軟化しているからなおさら。

今回急にスレッタがブルーになり出したのがすげー不自然。シーズン1ラストに合わせた調整だろうけど、不安定なまま修羅場に突入するのが怖いな。

シーズン1あとラスト2話です。次回もこわ、楽しみです。

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