新年一発目の放送。
4月から同じ枠で「僕のヒーローアカデミア」が始まります。
泣いても笑っても残り3ヶ月で完結。(←もう2シーズン続きました)
今回の見どころは
新OP&ED
ドルトコロニー郡(地球圏)の様子
黒幕の暗躍
です。
新OP&ED
OPに新キャラがポツポツと姿を表していました。
最終話までこのOPでしょうし、ラスボスらしきキャラも。
ガンダムシリーズ定番の「仮面の男」です。
顔はマクギリスっぽいですが、彼より髪が長く、同一人物だと断言はできません。
まあ、ただのウィッグ(=いわゆるズラ)の可能性が高そうですが。
マクギリスの野望と新しいラスボスの野望を同時に描くことは尺的に難しいでしょうし。
ドルトコロニー郡
鉄華団はテイワズから受け持った積み荷の受け渡しのためにドルト2に寄港することになります。
ドルト2とは、地球経済圏のアフリカユニオンが所有するコロニー群の1つです。
ドルト1、ドルト2、のように名称分けされていて各地区ごとに役割分けされているようです。
ドルトコロニー郡の先には地球がみえます。
鉄華団のメンバーも青い地球を遠目に見て、地球圏に入ったことを自覚するのでした。
地球圏では、テイワズの力は弱まる一方、ギャラルホルンの監視の目は強まります。
ナゼがオルガにくれぐれも騒ぎを起こさないようにと釘を刺す見事なフラグ立て。
黒幕の暗躍
鉄華団の船イサリビはドルトコロニーに入港するときに大歓迎を受けます。
それは鉄華団が長旅をしてきたからでもなく、テイワズだからでもありません。
ドルトコロニーの人々にとっての「希望を運ぶ船」だったからです。
ドルトコロニーは地球圏といっても、火星とほぼ変わらない状況でした。
地球出身者が支配者で、コロニー出身者はそれに従うのみ。
不満はあるけれど現状を打破する力は持っていない。
そんな中、火星で独立運動が活発になる。
旗頭になっているのはクーデリアという若い女性だという。
クーデリアは地球のお偉いさんを動かした。
さらに彼女を守護するのも鉄華団という若者の組織らしい。
これらの知らせはコロニーに住む住民を大いに勇気づけた。
鉄華団はドルトコロニーの一部では有名になっていた。
鉄華団は結成して間もないので、この情報を知っているのは相当の情報通だろう。
誰から聞いたとオルガが尋ねると、彼らは自分たちの支援者から聞いたという。
その支援者は
”クーデリアは火星だけでなくコロニーでも地球への反旗を翻そうと呼びかけている”
と言って彼らをそそのかした。
希望とは武器
鉄華団がこのコロニーに送り届けた物資とは
反乱のための武器だった。
明らかに対人使用ではないと思われる銃と攻撃用MW。
この配送の依頼主は「GNトレーディング」という会社。
オルガは黒幕の正体に気がついただろうか?
動揺する間もなくギャラルホルンの来襲。
不正な取引がされるという通報があったという。
明らかに異常な、作られた火種。
鉄華団はナゼに釘を刺されているので何もできない。
大義を持ったコロニーの人々と、大義を持たないのに担ぎあげられている鉄華団。
大きな戦乱に巻き込まれる予感がします。
黒幕とはぶっちゃけノブリスです。
鉄華団立ち上げのときにクーデリアを介して金銭支援をしてくれた御仁です。
問題は彼が①何のために②誰と 行動を起こしているかですが
まだ真相は明らかではありません。
その他いろいろ
フミタンの動向
作られた火種の中にクーデリアを連れて行き、その小競り合いの中で凶弾に倒れるように誘導せよ、と指令を受けるも、なかなか行動に起こせない。
ビスケットの兄
ビスケットはドルト2のスラム街出身だったらしい。
両親が死んでビスケットとクッキー、クラッカは火星のお婆(サクラ)ちゃんに引き取られたが、
学校に通っていて勉強ができた兄は会社の偉い人に引き取られドルトコロニーに残った。
名前は不明だが、公営企業ドルトカンパニー本社に務めるガチエリートのようだ。
机の上のデバイスにはイサリビの画像。鉄華団のことを知っているようだ。
ビスケットが鉄華団で働いていることに大きく動揺。
再会の約束は取り付けたものの、円満にはいかなさそう。
グシオン整備中
グシオンの頭が取り外されてガンダムフレームが丸見え。
公式サイトにあるように、骨組みは全部この型なのだろう。
ギャラルホルン
例の「ちょび髭の男」から鉄華団がドルトコロニーにいると情報が入り、
休暇中のマクギリスを差し置いて、ガエリオとアインは演習の名目で船を出す。
鉄華団くさかった
体を綺麗にするのは5日に1回とか。
整備士の雪之丞は特にやばい。
感想
いつ地球にたどり着くんだと思っていたら、もう地球圏に。
今回は大局的にはかなり大事な回だったと思いますが、
主人公周りは のんきな雰囲気で切迫感は薄かったです。
残り3ヶ月。
終わりを考えるようになります。
ラスボスだろう仮面の男を倒してENDでしょうけど、
ガンダムシリーズってのは「~~を倒す」ことは目的ではなくて手段であったはずです。
つまりミカヅキたちの最終目的はなんだ?です。
現状は自活、自分たちで稼いで自分たちで生きていくことでしょう。
それは理解できるしもっともな理由ですけども、
もう1ステップ、もう1段だけでも進んでほしい。
それじゃ開始数話から変わってないじゃないか、と思うからです。
ミカヅキたちの外的環境は確かに変わったけれども
内面は大きく変わっていない。
鉄血のオルフェンズ後半に望むのはミカヅキの心理描写。
内面が変わるにせよ変わらないにせよ
なんだかいまだに理解ができず難しい主人公だ。
それだけに前回のクーデリアへのキスはすごく面白かった。
次回仮面の男が早速でます。
仮面をつけて赤い機体にのるなんて
いったいだれなんだ。