鉄血のオルフェンズ15話「足跡のゆくえ」のストーリー振り返りと感想。反乱前夜。仮面の男の正体は!!

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今回は答え合わせ、もとい伏線回収回でした。

主なポイントは

組合の事情

ビスケットの兄

フミタンと仮面の男

 組合の事情

労働者の反乱は①規模 も ②どの程度統率がとれているのかも不明です。

明らかなのは、彼らは「組合」に所属している労働者だということだけです。

組合のリーダーは ナボナという男で

反乱勢力のリーダーというよりかは、いち経営者のような人間です。

彼が言うに今回の行動は、

過激派が暴徒化する前に半ば仕方なく選択した道であり、

決して気乗りすることではないようです。

ビスケットの兄

人物

名はサヴァラン・カヌーレ、

ドルトコロニーのスラム街出身で、かつて組合にも所属していました。

偉い人に養子にもらわれ、ドルト2から…組合から去っていった数少ない出世組の1人です。

環境が変わったからなのか、

組合の仲間からは「あいつは変わってしまった」「あっち側にいってしまった」と嘆かれています。

再会

兄弟の再会にはアトラが立ち会ったのですが、

サヴァランはアトラをクーデリアと勘違い。

すぐさま応援を呼んで二人を拘束します。

アトラは事情を察してクーデリアを自認し

ビスケットもそれを黙認。

二人は誘拐され、アトラはギャラルホルンの拷問をうけることに。

グリフォン兄弟の再会は看守と捕虜という特殊な関係で再開されます。

サヴァランは反乱の気配、もしくは計画自体に気づいていて、それを阻止しようとしていました。

これは彼が「あっち側」の人間だからではありません。

反乱が起こると、最も大きな犠牲を被るのはかつてのスラム街の仲間たちです。

それを痛ましく思ったのか、

彼はクーデリアをギャラルホルンに献上さえできれば、反乱は抑えられ犠牲を出さなくてすむと考えたのです。

彼の犠牲を避けようとする思いは強迫観念じみていて、

アトラがクーデリアではないと判明した後も、

彼女はクーデリアだと言い張り、ビスケットをドン引きさせます。

「手段を選んでいる時間はないんだ」

と組合の人間のようなことを言っています。

最終的にアトラとビスケットには逃げられるのですが、

組合リーダーナボナを思って嘆く姿は

彼の心がスラムから離れていないことと、ナボナの人望を暗示したシーンでした。

フミタンと仮面の男

ノブリス

初登場時を思い出すご老体の全裸サウナ…半ケツとか誰得なんだ…。

そのご老体は以下の報告を受けます。

①武装が組合に届いたこと。

②ギャラルホルンとの大きな戦闘にはならなかったこと。

③クーデリアの姿がドルト3で確認されたこと。

④監視役の女も一緒なこと。

答え合わせ的な。

フミタン

監視者となった詳しい動機は次回明らかになるでしょう。

次回は「フミタン・アドモス」というド直球サブタイです。

すでに心変わりをしていて

監視者の役割よりも、責任の取り方に悩んでるフミタンが描かれています。

責任について悩んでることをミカヅキに言ったら

鉄華団的には筋を通すってことじゃない と返されます。

この二人どことなく似ている。

悪影響必死。

仮面の男

前回、新OP&次回予告に出た仮面の男。

やっぱりマクギリスでした。

そしてなぜかドルトコロニーにいるではないか。

地球で休暇中だとガエリオは言っていたはず。

親友すら騙しているのか。

マクギリスにとってガエリオは仲間ではなく道具なのだろうか。

仮面の男は不意に現れクーデリアに真実を話します。

①まもなく一帯が荒れるので命の危険があること。

②火種の元凶がノブリス・ゴルドンであること。

③その監視者が隣にいること。

そして

ここで死ぬべきではないと言って逃げるよう催促します。

クーデリアはそのことよりもフミタンがノブリスと通じていたことに大きく動揺。

フミタンはさようならお嬢様といってその場を立ち去ります。

いったいどんな責任を取るつもりなのか…。

クーデリアもすぐに追いかけますが、マクギリスに邪魔をされ見失う。

 マクギリスと顔を合わせるのは初めてですが、

以前に火星のトウモロコシ畑で物陰からマクギリスの顔をみているはず。

仮面付きの正体を見破れたでしょうか?

そもそもそれどころじゃなかったかな。

それとマクギリスはノブリスの暗躍にも気付いていたようですね。

それかノブリスとも繋がっていて彼すら騙そうとしているのかも。

その他

ガンダムキマリス

ガンダムフレームの1つ キマリスがやっと登場しました。

公式サイトには確か第1話くらいのときからずっと載ってた。

ガエリオの新機体になるそうです。

これまで搭乗してた…数えるほどしか出番ないけど…のシュヴァルベはアインに譲れ渡されました。

統制局による不満分子の大規模鎮圧作戦

わざと煽り、反乱にでたところを一網打尽にする。

ギャラルホルンは反乱が起こることを(ガエリオですら)知っている。

ノブリスが細かい情報を知っていたのはギャラルホルンとつながりがあるから?

でも彼らを追い込む戦争を望んでいる。

感想

今回1番印象的だったのは、フミタンの正体でも仮面付きでもなく、

ビスケットとサヴァランの言い合いです。

身も蓋もない言い方をするとただの兄弟喧嘩だけど、とてもガンダムらしいシーン。

今作の中で1番対話らしい対話だったんじゃないかな。

今作は「わかってくれよ」vs「知るか」てな感じの掛け合いが多いです。

今回のは「わかってくれよ」vs「わかってくれよ」の衝突でした。

分かり合うことって難しいよね…っていう永遠のテーマ。

こうした感情のぶつかりをもっとみたい!

 家族愛もテーマの1つだろう。

クーデリア「父のように家族を売るような人にはなりたくない。」(意訳)

ミカヅキ「(オルガと兄弟みたいと言われ)オルガはもっと…」

 この2つの発言は興味深い。

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