Mount & Blade II: Bannerlord(マウントアンドブレード:バナーロード)の初心者向けガイド。
今回は交易の基本とコンパニオンについて。
プレイするのはPC版(v.1.1.6)です。
交易について~相場の噂~
さて、画像はフィカオンの交易画面です。交易で食料品を買おうとしたら、説明文に相場の噂というのが表示されていました。リカロンは最初に立ち寄った街ですね。
相場の噂は、以前立ち寄ったことのある街の相場をプレイヤーに知らせてくれる機能です。この場合、「魚」はリカロンで高く売れることがわかります。
交易の基本は安く仕入れて高く売ること。
フィカオンの地でリカロンで高く売れるアイテムを買い占めてみます。今回は特に差額の大きいビールを買ってみました。しかし、20個で積載量がいっぱいになってしまいました…。インベントリ容量は部隊を大きくするか馬を所有することで拡張できます。でもまあ最初なんで、今回はキリよく1000払って20個買いました。
リカオン到着、売値は…1926! およそ倍!いい儲け。
同時に交易スキルも一気に上昇しました。交易スキルは交易で利益を得られると成長していきます。
さぁ、今度はリカロンからフィカオンに…と思ったのですが、高く売れるアイテムがなかったので、今度は反対方向のポロスという街に行ってみます。
画像だと見辛いかもしれませんが、ポロス周辺は、馬や羊といった家畜マークのついた村が多いことがわかります。これは特産品を表しています。ポロス周辺では家畜資源が豊富。
案の定、ポロスでは家畜資源が安く売られていました。特産品は安い。革に至っては、フィカオンでは倍値で売れるようで、単価も高いしかなりお買い得ですね。
交易で儲けるコツは、単価の高いものを選ぶこと。
このゲームには重量(容量)の概念があり、持ち運べるアイテム数には限度があります。といっても、絶対に持てないわけではなくて、移動スピードが落ちるだけですが。
各地の特産品は初期から決まっているため、必ず儲かる交易ルートもあります。詳しく知りたい人はWikiで。
相場は流動的だが理由はある
とりあえず相場の噂のままに購入し、フィカオンで売りました。
しかし、相場に変化があり、この取引での儲けはほぼありませんでした…。なぜこんなことが起こるのかというと、街で取引するのはプレイヤーだけじゃないからです。マップには多くの隊商がいて、彼らもプレイヤーのように利益を重視し、需給バランスに影響を与えます。つまり、プレイヤーは高く売る時機を逃してしまったのです。
ここらへんの経済システムは本当よく出来てます。特産品は供給十分なため値下がりしがち、繁栄が高い街では贅沢品が値上がりしがち、マップ中央付近の隊商出入りの多い街ではどの商品も平たくなりがち、端っこや戦争中の街では供給が偏りがち…といった感じに、モノの相場は立地や世界情勢の影響を受けます。
- Qぶっちゃけ交易どうなん?
- A
確実に儲かるけど必須ではない
自分の最初のプレイではほぼやりませんでした。本作は戦利品のみでもやっていけるので、それ以外の副業的なことはぶっちゃけ全部やらなくて大丈夫です。とはいえ、すぐ隣の街に売るだけで倍額のような掘り出し物もあるので、「相場の噂」を更新するためにも、街に着いたら交易品を確認するくらいはやっておいたほうがいいでしょう。
動物について(屠殺/馬)
ポロス周辺は家畜の産地ということもあって、豚、羊、牛が安い。これら家畜はインベントリ(I)から解体することができます。解体すると得られるアイテムは以下。
豚…肉1、皮革1
羊…肉2、皮革1
牛…肉6、皮革2
街によっては、本体<解体後の価格となっているところもあるので、購入即屠殺で儲けることも可能です。
馬はこのゲームにおいて非常に重要なアイテムで以下に影響します。
- 一部兵種のアップグレード
- インベントリ容量
- 部隊の移動速度
- 歩兵→騎兵にアップグレードするには戦争乗用馬or貴族乗用馬が必要です。詳しくはその時に説明します。
- インベントリ容量は馬の数に応じて増加します。馬にはいくつか種類があり、その中でも荷物運搬用の馬は容量増加が大きいです。
- 乗用馬は歩兵の分だけあると部隊の移動速度が上がります。歩兵でも移動のときには馬に乗って移動するみたいなイメージです。ゆくゆくは歩兵分欲しいです。ただし多すぎると逆に足が遅くなります。
コンパニオン勧誘
交易とコンパニオン探しを続ける最中、ついに1人目の仲間を見つけました。
身の上話を聞いた後、前金を払うことで仲間に出来ます。
記念すべき1人目のコンパニオンは工学スキル高めの技術者でした。攻城戦はまだまだ先のことなので、今はいらんかなぁ~。
その後、酒場で良い斥候の情報を聞きました。
その人物は「ラゲタ」の街にいるそう。
文章中のリンクをクリックしたら百科事典(N)のラゲタのページが開きました。そのまま左上の追跡(◯)にチェックを入れると…
こんな感じにチェックをつけた街にマークが着きました。この追跡マークは街や村だけでなく人物にもつけることができます。
コンパニオンの役割/任命
そんなこんなで、交易を続けながらコンパニオンを3人集めました。
雇ったコンパニオンは、クラン(L)画面から役割を与えることができます。任命されたコンパニオンはプレイヤーの代わりにその役割に従事します。
プレイヤーがすべてやってもいいのですが、①プレイヤーが他のスキルに注力できる、②対応スキルを狙って育成できる、という利点があります。
補給官→部隊規模増加、部隊全体の支援、家令スキルが成長
斥候→ワールドマップでの移動スピードが上昇し視界が広がる、偵察スキルが成長
軍医→死亡率の低下、医学スキルが成長
技術者→攻城兵器の生産速度、工学スキルが成長
- 補給官がいると顕著に部隊規模が増加します。家令スキルには部隊の賃金や雇用費を低下させるパークがあり、経済的にも必須の役職です。また、統治者で有用なパークもあるので、統治者育成枠として利用するのもアリです。
- 斥候がいると視界が広がり敵の発見が早くなります。偵察スキルには視界を広げる効果と部隊速度を上昇させるパークがありますが、極めないと差がつきにくいスキル…という印象です。そういう点で誰がやっても…という感じですが、目の前に大軍団なんてこともよくあるゲームですから、安全のためにベテランを置いておきたいですね。
- 軍医がいると死亡率が低下(負傷率が上昇)し、負傷兵が回復する速度も上昇します。死ぬはずだった兵が生還するということは、時間的にも金銭的にも損失を大きく減らします。必須。
- 技術者は攻城戦のスペシャリスト。それ以外は普通の人なので重要度は最も低いです。工学スキルは地味に統治者パークも多い。
コンパニオンの解雇
部隊内のコンパニオン数はクランレベルによって決まっています。最初のクランレベル0で雇えるコンパニオンは3人が上限です。
最初に雇った技術者は枠のために抜けてもらいました。
コンパニオンを解雇するときは、集落の外(ここ大事)でクラン(L)画面を開く→メンバー→該当メンバー→「あなたの部隊に所属」の右から会話マークを選ぶ→クランでの地位→もう必要ないを選びます。
ちなみにコンパニオンを解雇すると、行方不明となり、再雇用どころか死亡扱いになるため注意。今回はもったいないことをしてしまいました。
それと、コンパニオンはプレイヤーのように装備を設定することもできます(I→QorE)。基本的にプレイヤーのお下がりでいいと思いますが、キャラクターによって得意不得意があるので、それに合わせるのも良いでしょう。特にこだわりがなければ弓がオススメです(弓スキル150の統治者パークが強力なため)。
ネレッツェスの愚行
偶然、訪れた街の要塞内にクエスト対象の人物を発見しました。今のクランレベル(名声)では、金を払わないと城の中まで入れてもらえません。
特別な選択肢があるので、話を聞いてみましょう。
なんだか語り始めました。
ざっくりどういう話かというと、
- 昔、カルラディア帝国という覇権国家があったが徐々に凋落
- それが極まったのが先々代皇帝ネレッツェスの時代
- 「ペンドライクの大戦」と呼ばれる帝国側(帝国、クーザイト、アセライ)vs反帝国側(スタルジア、バッタニア、ヴランディア)の戦いがあった
- 開戦前からみんな乗り気ではなく、終わっても誰も得しない展開に
- 帝国は分裂し(北、南、西)、群雄割拠の時代に
誰にとってもあまりいい話ではないので、ボロクソ言っているのを聞いて回るだけです。
クエストのタイムリミットは1000日以上もあるので、無理して進める必要はなく、近くにいたら話しかけるくらいのノリで良いです。
次回は交易パート2、競技会、サブクエについて。
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