Mount & Blade II: Bannerlord(マウントアンドブレード:バナーロード)の初心者向けガイド。
今回は建国中盤~ゲームクリアまで。
プレイするのはPC版(v.1.1.6)です。
ドラゴンの旗を掲げる
建国直後の混乱が一服したところで、中断していたメインクエストを進めます。
ドラゴンの旗を復元した後、4つの道が示されていました。
- 既存帝国勢力で勝つ
- 新規帝国勢力で勝つ
- 既存反帝国勢力で勝つ
- 新規反帝国勢力で勝つ
この中から「④新規反帝国勢力で勝つ」ルートを選ぼうとしましたが、クランティア4以上であること、集落を所有していること、独立したクランであることといった条件が未達であったため、先送りにしていたのでした。
建国した時点で条件は満たしていたのですが、建国直後の混乱期にはアルザゴスのところへ向かう余裕がありませんでした。
しかし今、ようやく進められます。
「ドラゴンの旗の所有権を宣言する準備はできている。」
「さあ行け。運命を成就させるのだ!」
これで帝国を滅亡させることがプレイヤーの使命になりました。
イスティアナの計画
これ以降、イスティアナの妨害が始まります。
イスティアナは帝国寄りの考え方をしていた人ですね。ちなみにイスティアナに旗を渡していればアルザゴスが妨害を仕掛けてきます。
妨害の内容は、ゴロツキが徘徊したり、隠れ家が出現したりと、通常のサブクエと似たようなものばかりですが、規模や質の面でやや手ごわさが増しています。
アルザゴスが危機を知らせてきてから、期限内に妨害を排除できなかった場合、陰謀を企てる力が徐々に高まっていきます。
そして、上限に達すると…
北帝国、南帝国、西帝国が同盟を結びました!
このイベントが発生すると、隣国同士で争うことがなくなり、戦力のすべてがこちらに向かってくることになります。包囲網って感じですね。さらには、滅亡させるまで和平交渉が一切できなくなります。戦力が不足している建国序盤では避けたいイベントですが、状況が安定してきたら特に気にする必要はないでしょう。
戦況はクエスト欄から確認できます。戦果を積み重ねて、100に達した方が勝利です。敗北した敵勢力は滅亡します。いよいよ最終決戦といった様相ですね。Wikiの記述によれば、城攻略で5、街攻略で10ポイントらしいです。
北帝国、南帝国の滅亡
サクッと北帝国を排除。隣同士だったので攻めやすく、特に山場もなく終わってしまいました。
建国ルートは立ち上がりが苦しいだけで、勧誘が進み軌道に乗るとすごく楽です。
南帝国もあっという間に。
両国の生き残りは西帝国に亡命していったみたいです。
クーザイトも飲み込み、スタルジアとの国境からも遠ざかったので、バルタカンドら初期の拠点への脅威もなくなりました。こうなれば駐屯兵を減らしても良さそうですね。
決定権と影響力
片っ端から勧誘し続けた結果、クラン数が30近くまで増えました。しかし、どうやらこの辺りが上限らしく、これ以上は勧誘できても勝手に抜けていってしまうようです。
それぞれのクランには複数のメンバーが所属しているので、実際の総戦力はさらに膨大です。ここまでくると、つねに3~4の軍隊が行動している感じですね。
しかし、人が増えたことで方針(政策)を決めることが難しくなりました。
なぜなら、最終決定権は支配者にありますが、多数派の意見を覆すのに影響力を消費するからです。
使用する影響力はクラン数に比例して増加するようです。くわえて貴族制が導入されると、覆すのに倍の影響力を必要とし、時には1つの提案で影響力3000以上消費することもあります。
政策は建国初期に整えておくことができますが、宣戦布告と和平交渉すら自由に行えないのは非常に窮屈ですね…。ある程度権力を縛られるのは許容するにしても、貴族制の採用だけは避けたほうがいいですね。
帝国の滅亡
さて、残った西帝国との戦いですが…予想以上に長引いています。というのも、西帝国に北、南の生き残りが加入し、クラン数20以上の大所帯になったためです。
山で囲まれた限られた進入路に敵味方が殺到し、街を落としても、次から次へと軍隊が押し寄せる状況です。まるでHP無限の敵と戦っているような感覚。戦闘好きな自分としては歯応えのある楽しい展開でしたが、捌ききれないほど手に入る戦利品の処理には悩まされました。
とってとられての繰り返しで、マップを見ても進展を感じづらい状況でしたが、クエスト欄を確認してみると勝利が間近でした。拠点だけでなく野戦の結果も戦況に反映されるようですね。
そしてとうとう…西帝国の滅亡!
直後、帝国が所有していた集落が一挙に手に入りました。通知欄がいっぱい。帝国の人々も姿を消したみたい?
そしてエピローグへ。
最後にリザルトが表示されてキャンペーンクリア。お疲れ様でした。
オマケ:全土征服と処刑の弊害
ストーリーは終わりましたが、せっかくなので全土征服(全集落の所有)を目指します。
この頃になると、クランティア6に達し、パークや政策補正などで部隊数も単独で400人を超えるようになりました。軍隊以外には無敵ですね。
ただまあ敵が多すぎる。
少しずつ押してはいるのですが、時間がかかるなぁと。
というわけで、処刑を解禁することにしました。
処刑前の特性はこんな感じ。
それが、処刑プレイを始めてすぐにこう。良特性1つが消え、悪特性2つを一瞬で獲得。悪に堕ちるのは簡単ってことですね…。
気にせずスパスパやっている最中に、こんな事件が。
アリシュカ、アリシュカって…。
妹じゃねーか!
敵を処刑しているのに味方との関係が悪化する謎が解けました。勢力を超えた婚姻関係が多いことが原因のようですね。引き抜き国家ゆえの問題かもしれませんが…。
処刑にはデメリットも多いですが、顕著に敵の圧力が減少するのは確かです。
そしてついに、カルラディア全土を征服。
通常プレイでここまでやる意味はなく、実績が1つ解除されるだけですね。
オマケ:引退
さてここは、マップ中央付近ラゲタとロタエの中間に位置する山の中腹にある避難所です。
山道を登っていくと、
謎の人物が。
ここでは、引退を決めることができます。
①後継者を指名すると、操作キャラクターを替えて同じ世界で冒険を続けられます。
②指名しない場合は、そのままゲーム終了となります。
プレイヤーキャラにも寿命があるため、いずれ跡継ぎを指名する必要はありますが、生前退位の方がより穏やかな別れ方のような気がします。
ゲーム終了を選ぶと、再度リザルトが表示され、メインメニューに戻ります。どのように物語を閉じるかはプレイヤー次第。初心者ガイドはここで終了です。
今回のプレイで取り上げなかった鍛冶については別記事で。
コメント
初めまして!
最近M&B2を始めた者です。
コンソール(PS4)版で遊んでいまして、クラッシュが多かったりバトルサイズが小さかったり(250?)の前情報が不安ではあったものの、現状は寝る間も惜しむくらい楽しめています。
最初にサンドボックスから始めてしまったのもあり完全に何も分からない状態で野に放り出され、1週間掛かって何となく慣れてきた感じです。
もっと早くこちらのサイト様にお会いしたかった…
まさに初心者のための説明書で、しかも順を追って解説頂いているので非常に分かりやすくてありがたいです。
攻城戦で自分から友軍に指揮権が移った際に全然攻撃してくれないのはバグだったんですね…
自分は何度か包囲から離れてみたりで何とか攻撃に移ってもらっていますが、それだと報酬の分け前が減っている様な気がし、さらにはその友軍から「ギリギリのご到着だな!」と感謝の言葉を掛けられるのに思うところがなくもないので、修正に期待しています笑
まだまだ操作的にもシステム的にも理解が足りておらず、少しずつ慣れていけたらなと思っています。
ためになる情報を本当にありがとうございます。
長文失礼いたしました。
お役に立てて良かったです!