鉄血のオルフェンズ21話「還るべき場所へ」のストーリー振り返りと感想。ビスケット、嘘だろ?

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 この作品は数話ずつ○○編に区分されている。21話は地球降下編の第4話ということになる。○○編で立てられたフラグは○○編中に回収されることが多く、例えば不意に心情描写なんて入ると、すぐにもそのキャラクターに何か訪れると推測できる。そういう意味で、今回はフラグ回収回だった。

今回を3行でまとめると

 1,マカナイ爺さんをアーブラウ議会へ連れて行くことを決断

 2,カルタ部隊の襲撃を受け、ビスケットが致命傷

 3,クーデリアとマカナイたちはコッソリと島を抜け出す(議会へ)

 ビスケット死んじゃったよ。けど思うことは何もないな。それだけ驚いた。え?本当?みたいな。現実感がない。参謀に近い役回りで直情的なオルガをうまく支えていた。ビスケットの死がどんな影響を与えるのか?

 鉄華団のメンバーは各々今後について考えだした。新しい任務「マカナイをアーブラウ議会へ届ける」を達成したとしても、ギャラルホルンとの縁は切れないのだ。地球にいても火星に帰っても、追い掛け回される未来しかない。いちいち応戦していったとしても軍の規模からして消耗戦では勝ち目がない。となると、後にある未来といったら鉄華団解散しかないんじゃないか?

その他いろいろ

・地球への感動が薄すぎるんじゃ?

 火星も似たようなものだから。希少なものといえば海と太陽と月くらいか。

・ギャラルホルン無能すぎないか?

 今回鉄華団の被害は…1人?ギャラルホルンは教科書通りの攻撃しかしてこない。カルタはその極みだ。これはやはり、カウンター勢力としての鉄華団を際立たせるためだろう。主流と反主流、エリートとアウトロー。それに今回の戦いは、カルタの完全独断行動だったので、数に限りがあった。

・マクギリス降下するって

 決戦の舞台は地球で決定ですね。

・鉄血のオルフェンズ外伝が始動

 ガンダムフレーム72機もあるからねぇ。

 次回のタイトルは「まだ還れない」。火星にもあの世にもまだ還れない。そんな決意の回になるのか。

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