先週はダイジェスト特番で本編はお休みでした。
前回までの流れ
スレッタは決闘でグエルに敗北し、エアリアルとホルダー（ミオリネの花婿権）を喪失。ミオリネにも突き放されて呆然としたところで終了。
空元気のスレッタ
表向き元気のスレッタ。地球寮の仲間はそれが空元気だとすぐに見破る。なかでもチュチュは、スレッタの本音をミオリネに伝えるために、今すぐミオリネのところに向かおうと提案。満更でもないスレッタを強引に連れ出し、地球寮のみんなでミオリネ＆プロスペラのもとへ。
総裁選の秘策
グエルとミオリネは正式に2人で組むことに。直近の目標は総裁選の勝利。
しかし、ガンダム社は実績がないし、ジェターク社も落ち目で支援を得られない。そこでプロスペラとジェターク社で極秘で製造していた新ガンダムをお披露目しようという話になる。ただ、ミオリネはガンド技術を医療分野でのみ役立てたいという思いから兵器としてのアピールには後ろ向き。
結局、企業統治への暴動で話題の現場に赴き、暴動のリーダーと対談することで、融和的な姿勢と、ガンド技術の平和な部分をアピールしようという話に。
護衛としてドミニコス隊司令ケナンジが同伴。あの感じの良い小太りのおっさん。味方でよかったー。グエルはめっちゃビックリ。そういえば最初の夢はドミニコス隊に入ることだっけ。
総裁選本命はシャディク
一方グラスレーのシャディクは、ペイル社と話をつけ、またその他の根回しでもミオリネを圧倒。加えてプロスペラとも組みたいみたいな話まで。プロスペラはクワイエットゼロのためにミオリネを勝たせる必要があるはずだがどうして？
エランの暴露
シャディク陣営のエラン、ノレア、ニカ。気まずい雰囲気の中、エランは唐突に身の上話をする。ペイル社にはAIによる評価システムがあること、自身がガンダムに乗るバックアップ＝強化人士であること、スレッタのガンダムにはデータストームがないこと。ノレアに戦う理由がないことも看破。
3人の共通点は、そこまで自分たちの陣営に従順ではないこと。つまり利害は一致するはず。…裏切りの気配。面白いことになってきた。
ガンドノードとベル
ベルが主導で新ガンダム、ガンドノードなる機体が登場。エアリアルのデータストームを拡張する＝パーメットスコアをコントロールできるってことかな？
しかし、その責任者のベルに宇宙議会連合のおばさん（フェン）が接触。話を聞かせてってことだけど、穏やかな感じではない。こちらもプロスペラに従順ってわけではないので、もしかすると？
スレッタの正体
プロスペラは、スレッタが会いに来たことを事前に察知し、エアリアルに乗せるように誘導する。スレッタはまんまと乗り込み、久しぶりにエアリアルとお喋り。スレッタが真に心を許しているのはエアリアルだけみたいだ。進めば2つとは今は思えない…と、母の教えに疑問を持ち始めていることを吐露。
瞬間、エアリアルのデータストームの世界に囚われ、そこでエリーに似た人物から、エアリアルの正体、スレッタの正体について語られることに…。
多くのことが明らかになったので、箇条書きで整理しますと、
リプリチャイルドは、エリーの遺伝子からつくられたデザイナーベビー的なことだと思います。エリーがルブリスを起動できたことを再現するために、そっくりな子供を用意したと。
カブンの子（Coven）は、おそらくガンビットのこと。スレッタと同じリプリチャイルドで、エリーの手足となるべく取り込まれた存在。
…
その後データストームによってエアリアルの記憶を受け取ったスレッタは、そのままコクピットから弾き飛ばされる。宇宙空間に漂うところをプロスペラに救出されるも、伝えられた内容が真実であることを察したスレッタは大きく泣き崩れる…。
感想：ここにきてネタバラシ！
いつかくると覚悟していたネタバラシ、とうとう来てしまいました。最後一人きりになったプロスペラのシーンが良かったですね。スレッタには自由に生きて欲しいと、彼女もエアリアルも想っていたと。
目的のために利用していたのは間違いないとはいえ、そこまでモノ扱いって感じでもなく、親子としての情はあるのでしょう。今後スレッタとプロスペラが対立するのは間違いないと思っていますが、仲直りというか、雨降って地固まる的な終わり方もあり得そう。
パイロットを必要としない自動戦闘ガンドノードが尺的にラスボスになるのかな？？
カブンの子グロすぎやしねぇか
エリーがデータストームから出られないことや、スレッタがエリーの代替的なことはなんとなく察せられたのですが、カブンの子なる存在には驚きました。今回一番のサプライズといっていいです。
リプリチャイルドと明言されていたので、エリー、スレッタとは別の生身の人間がいたってことですよ。それもおそらくガンビットの数だけいるというね…。スレッタがモノ扱いされて可哀想＞＜なんて話じゃないなこれは。とんでもなくグロい設定。
スレッタについて
かつてここまでガンダムに乗る理由がない主人公っていただろうか。なんとなく戦って、なんとなく降ろされて、そのうえパーメットスコアを高めるためだけに生まれたことをバラされて。アイデンティティの危機。さあここからどう戦う理由を作り出すのか。次回が本作最大のドラマとなりそうです。
その他気になった点
シャディク陣営のエランといい、プロスペラ陣営のベルといい、なんとなーく裏切りの気配を感じられる。シャディクもプロスペラもイケイケすぎてね。シャディクとプロスペラが手を組み、それぞれ離反組がミオリネ側につくって展開になるのかな。
次回：「一番じゃないやり方」
ミオリネがスレッタにどう声をかけるのか…。データストームによって伝えられたエアリアルの記憶も気になる。地球寮のみんなも付いてきていることから、一緒に行動しそうな雰囲気。暴動鎮圧編とガンドノードとの対決、クワイエットゼロの真意…。宇宙議会連合の動きも気になる。いやこれあと6話で本当に終わるのだろうか…。鉄血みたいに実は続きますってなったりして。
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