タイトルはOPサビ直前の歌詞から。
皮肉な展開になってるね。
ヴィムvsグエル
シャディクに裏切られて頭にきたヴィムは自らMSに乗って戦場へ。この熱くなりやすいところはさすがグエルの親父といったところ。
親父の攻撃がいきなり母船にヒット。この一撃をきっかけにグエルはジャックされた船から脱出することができた。なんという因果。
しかしMSで脱出したものだから、敵艦から発進した=敵だと認識されて追いかけられてしまう。仕方なく振り切るために返り討ちに。よりによって死ぬ間際にヴィムと判明。つまり親子で戦っていたという…。なんという悲劇。
ニカの正体
アーシアンの証拠
ニカはテロリストたちが実弾を使っていることからアーシアンと気付く。実弾は宇宙では禁止されているっぽい。宇宙が汚れるからみたいな理由かな? いずれにせよそれを知っているってことは…ってことになる。
アーシアンのコールサイン
船が地球の魔女に狙われたときに、プリンスの仲間を示すコールサインを発して事なきを得る。
この組織の一員なのは間違いないとして、こういう暗号めいたサインがあるということは、ただの武装組織ではなくて、暗躍する必要のある組織ということもわかる。
シャディクが手配してアスティカシアに入学させる見返りに、フォルドの夜明けとの連絡係をやっているというところだろうね。
仲間からさすがにバレてえ?お前…みたいな感じに。まあ、地球寮だから同情はしてくれるか。
動揺するスレッタと諭すプロスペラ
ミオリネと分断されたスレッタは、ミオリネを救うためにエアリアルの元へ向かう。
途中テロリストに気付かれるが、プロスペラの手助けもあって事なきを得る。このときは血まみれの死体にかなり動揺している様子だったが、プロスペラが諭すことですぐに平常心に。これが後々…。
スレッタvs地球の魔女
地球の魔女とは共闘路線もあるかもしれないと思っていたが、今回の感じではまったくなさそう。ソフィーは予想以上にぶっ飛んだキャラだった。
ソフィーによると、ガンドフォーマットを無効化するアンチドートはパーメットスコア3まで有効だが、パーメットスコア4になると意味ないらしい。ただ地球のガンダムでもガンドフォーマットの呪いは克服できていないようで、エアリアル1強状態は変わらず。
スレッタと軽く交戦した感じも、スレッタのほうが上手のようにみえたが…
まあ、引き際が早かった。
ミオリネとデリング…とスレッタ
ミオリネは避難途中のデリングに会う。なんでこんなところにって話だが、娘を探しにきたに決まってるか。激しくなる戦闘の余波で、どこからか飛んできた破片がデリングの背中に突き刺さる。なぜって娘をかばったからに決まってる。このツンデレ親父が…。
死にかけのデリングが口にしたノートレットは、妻のことだろう。デリングは妻も娘も、決して見捨てるようなことはしていなかったんだね。
デリングの負傷の程度は「即死」とまではいかなくても、なかなかの重傷だと思う。しかも背中というね。ここでガンド医療か? そんな一刻も早く治療が必要なところへフォルドの夜明けの生き残りが現れ、絶体絶命のピンチ。
そこへエアリアルに乗ったスレッタが現れ、
「やめなさい」
と、エアリアルの手でテロリストをペシャンコに。
衝撃的すぎる殺人現場とスレッタの笑顔の対比が、サイコパス映画のよう。
ミオリネも「なんで笑ってるの…人殺し…」とドン引き。
ひえー。これで終わりか。
感想
シーズン1のラストシーンは「倫理観ヤバメの主人公の正体が明らかになって、ドン引きするヒロイン」でした…。二人の仲が裂かれる何かがあるとは予想してたけど、こんなグロシーンで終わるとは。
スレッタは最初に死体をみたとき、ちゃんとビビっていたよね。母親に諭されてから平気になった。
これってつまりは、スレッタの倫理観が、普遍的なものではなくて、母によって構築された独自のものだということを描いているわけだよね。もともとの感性は普通なのに、なんでも親にハイハイ言ってたら、世間からズレたとんでもないモンスターが生まれちゃったみたいな。進めば2つが暗示ワードみたいになってる。
エアリアルに乗ることで人格が入れ替わるみたいなこともなくはないが…。本作の流れからいって、親との対立からの自立の物語になるのは間違いないと思う。
グエルのところもなかなかだったけど、ラストが衝撃すぎたな…。
シーズン1振り返りとシーズン2展望の記事をかこう。
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