水星の魔女第4話「みえない地雷」のストーリー振り返りと感想。スペーシアンを憎むチュチュとスレッタの仲はどうなる!

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スレッタ二度目の号泣

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グエルの謝罪

グエルの告白はソッコー振られる。ガチの告白ではなくて、不意に口にでたみたい。それもそれでわけわかんないけど!

そんな恥ずかしいことがあっても、ちゃんと決闘の取り決めを守って、ミオリネに頭を下げて謝罪したのは偉い。グエルはまだはっきりと親と対立しているわけではないが、不本意というか、緊張状態が生まれている感じかな。

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実習とアーシアン差別

今回の裏主人公はチュチュ。公式サイトによるとチュチュは愛称で、チュアチュリー・パンランチが本名らしい。パンランチって…今回を象徴するような名前。アーシアン(地球生まれ)の子で、スペーシアン(宇宙生まれ)を異様に嫌っている。なかなかの急先鋒っぷりだが、そうなっても不思議ではないほどにスペーシアンのアーシアンに対する態度はひどい。

毎度のことながら今回際立ってひどかった。実習では、チュチュが遅効性塗料でカメラを潰されて邪魔をされる。学園の外ではチュチュの知り合いも関わっている待遇改善のデモがMSで制圧される。一方的な強者と弱者の関係なんだよな。

ちなみにスレッタの実習はメカニックとスポッター不在で即失格だった。どんな気持ちで順番待ちしてたんだろうと思うと、少しおかしなシーンだった。

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スレッタの夢

結局スレッタの補佐(メカニックとスポッター)はミオリネが両方担当するようになった。ミオリネは即座に習熟したのだが、スレッタのそれ以外の科目の面倒をみるためにミオリネの部屋に泊まることに。余談だがミオリネの部屋きったね。

スレッタは水星に学校をつくるのが夢だという。昔あったようだが、月でもパーメットがとれるようになって、人が少なくなってなくなっていったという。

火星でも木星でもなく、なぜ水星なのか気になっていたが、理由は資源(パーメット)にあったのか。しかし月でも採掘されるようになって廃れていったと…。学校をつくるのが夢だというが、なかったんだろうなー。学園に来るのにやりたいことリスト持ってくるくらいだから、学校自体への憧れがあるみたいだ。ずっと独りぼっちだったのかも。「エアリアルは家族」もいよいよ重たいセリフになってきた。

追試と地球寮

ミオリネとチームで挑んだ実習の追試だったが、チュチュと同じように遅効性塗料によるカメラ潰しの嫌がらせを受け、一向にクリアできない。追試は何度もリトライできるからと、囃し立てるミオリネだったが、ついにスレッタは泣いてしまう。2話連続の涙…。

その一部始終を見ていたチュチュが嫌がらせ女生徒に殴りかかって乱闘の末に追試は後日に。

チュチュとスレッタの溝が埋まったことで、スレッタは一度拒否された地球寮への出入り(入寮?)を許可される…。

感想

今回は青春だったなー。実習に、寮に、お泊りと。何度も書いているけど、ストーリーが本当にわかりやすい。意地悪な子がいて、同じ意地悪されて、肩を並べて喧嘩して、仲良くなるという。子供ならではの柔軟性で垣根を超えていく、これぞガンダムって感じの良回でしたね。

アーシアン差別

ガンダムシリーズでは基本的に既得権益といったら地球側で、地球に住むのが何よりの特権だった。水星の魔女は逆。まあでもこっちのほうが自然だと思う。資本主義ならよりグローバルな宇宙企業のほうが強そうだし。にしても、差別が強すぎる気もするけどね。経済格差とはまた別の歴史的事情のようなものがあるかもしれない。実際に地球に住む人々がまだ出てきてないしね。

スレッタの涙

夜~実習にかけてスレッタとミオリネのタイプの違いがよく描かれていたと思う。水星のために頑張りたいという思いを背負ったスレッタと「自分のためにやればいいじゃん」と個人主義的な考えのミオリネ。失敗続きで心が折れたスレッタと、何度もリトライすればいいという前向きのミオリネ。

ミオリネはスーパーだと思うが、スレッタもまあ年相応でしょう。2話で拘束されて泣いて、3話でうまくできなくて泣いて、泣いて泣いて。泣いてばっかりだが、人間らしくていいじゃないか。弱みが明確というか、普通な主人公なのがいいね。この主人公は推せる。

その他気になったこと

・髪を下ろしたスレッタがプロローグの母親そっくり

・地雷避けの実習って必要なのか?宇宙戦闘で地雷なんかないし、地球やコロニー内での戦闘を想定しているのだろうか? 

今回も面白かったです。次回は地球寮の人たちとの絡みが増えるのかな? 

 

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