水星の魔女第5話「氷の瞳に映るのは」のストーリー振り返りと感想。エランの正体が明らかに。エアリアルにも新情報。

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最後の御三家

今回エラン回だったのですが、公式サイトのキャラクター紹介をよく読んだらエランは御三家の御曹司ではなかったんですね。エランはペイル社が擁立するパイロットであって、後ろ盾はあるけれど、御曹司ではないと。

ベネリットグループ御三家
  • ジェターク社(グエル)
  • ペイル社(変な服来たおばさん4人衆)
  • グラスレー社(決闘の立会人シャディク)

今回、プロスペラの部下であろう男から「ペイル社が動き出した」と報告するシーンがありましたが、これは、ペイル社がエランを使用してガンダムエアリアルの調査に向かわせたということでした。エランはペイル社の駒でしかない。

ちなみに、このときのシーンで、スレッタの「進めば2つ」はやはり母の教えだったことが明らかになりました。

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エアリアルは家族

スレッタは地球寮で占いを受けていた。まず母の存在が大きいと。うんこれはわかる。そして父親もいないと。うん事実だ。続いて兄弟っぽいのがいると。? これは流れ的にエアリアルのことかなと思うけど、もしかしたら本当に実在するかもしれない。

スレッタにとって、エアリアルは子供の頃から一緒だった家族のようなものだという。とすると、やはり、エアリアルはルブリスとの同一機体の可能性がめちゃくちゃ高まった。しかしプロローグであんなに動かなかった機体を、エランも動かせたのはおかしい。なんかまだ一本の線につながらないな。

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強化人士(きょうかじんし)

エランの正体は強化人士4号だった! 

なんだそりゃ! とシリーズ初見の人は思ったかもしれないが、これはガンダムシリーズ伝統の設定。戦闘能力特化の人工人間のことで、軍や大人の都合でつくられた存在として、強いが、憐れな存在として描かれる。

オペレータールームのようなところで調整を受けるエランの身体は全身真っ赤。データストームに耐えるには、データストームに耐える身体というわけか。乗るたびにHPが減るなら、最大HP増やしましょうみたいな話だ。

このシーンで2つの事実が明らかになった。

  • ペイル社はガンドフォーマットを研究していた
  • エランがスレッタに興味を持った理由

ペイル社はガンドフォーマットを研究していた

生命倫理問題のために禁止といいつつ、裏ではこっそりと研究していた。グエルのダリルバルデにルブリスに似た自律行動AIがあったことからも、御三家それぞれがガンドフォーマットの研究をこっそりしている可能性が出てきた。まあ、だろうなって。権力闘争の道具として軍事力に勝るものはないのかもしれない。

エランがスレッタに興味を持った理由

エランがスレッタに興味を持った理由、それは自分と同じ境遇の人間を見つけたと思ったから

エアリアルのガンドフォーマットにいち早く気付いたのも、自分も乗っているからだった。「脳に手を突っ込まれるようなざらついた」苦痛を分かち合える人間を見つけたと思ったのだろう。

だとすると、なんて切ない話だろうか。

エランの失望

スレッタの許可をもらってエアリアルに乗り込んだエランは、その機体が、ガンドフォーマットだけど、パーメットが反応していない=呪いを克服した機体であることを知る。

つまりスレッタは苦しんでない。同類ではなかった。

失望したエランはスレッタへの態度を急転換。全拒否。そこにグエルが来て、スレッタの表情(多分泣いている)を見て憤慨。エラン相手に決闘することに。賭けるものは以下。

グエルが勝利

今後スレッタに近づかない

エランが勝利

スレッタと決闘する

グエルvsエラン

グエルは父に決闘禁止されているが、それを無視しての決闘。そもそも自分のための決闘ではないんだから戦う意味なんてない。口ではあんなでも、スレッタに惚れているのはマジかもしれない。

エランのオペレーターはプロスペラのことを「先輩」と呼ぶ女性。オックスアースの生き残りみたいだ。

エランの機体の武装もエアリアルのようなドローン技術もといファンネル武器。蜘蛛が獲物を捕食するかのような戦闘だった。糸のような兵器で相手を拘束した後に、ゆっくりと相手のブレードアンテナを折る…。

エランの勝利。グエル先輩3連敗…。

グエルが勝利

今後スレッタに近づかない

エランが勝利

スレッタと決闘する

エランが勝ったので次回はスレッタと決闘。

エランが勝ったらエアリアルを渡す、スレッタが勝ったら誕生日を聞くとかかな?

感想

主人公に理解のある中立的な人物かと思ってたら、重めのパーソナリティを背負った人物の一方的な思い込みだった…。え、重…。前回、困ったスレッタを寮に誘うなど、優しい一面を見せていた彼が、打算的な、言い方悪いがメンヘラ的な動機で動いていたとするなら、切ないし、同時にゾッとする話でもある。

エアリアルの謎が少しずつ明らかになっていくのがミステリーみたいで面白い。

今回明らかになったのは、

  • 客観的にみると、パイロットがヤバい
  • スレッタ以外も動かせる
  • パイロットへの負担が皆無

という点で、スレッタ以外も動かせたのが驚きだった。プロローグからの流れでいうと、ルブリスと同一機体でスレッタしか起動できないと思っていた。

ここに矛盾があるんだよな。スレッタは昔から一緒だったというが、機体は別物のようである。スレッタの記憶違いか、機体が少しずつチューンナップされていったか。まだなんとも言えんね。

いずれにせよ、生命倫理の問題はなくなったのだから、禁止する理由もなくなったわけで、その事実が明らかになったときにグループ総裁がどういう反応をするか、そこが注目ですね。

スレッタはガンドフォーマットのこともガンダムのこともよく知らないみたいだから、次回あたりでようやく知ることになるのだろうか。とすると母親に情報を隠されていたことに対して、最初の不信感を覚えるエピソードになる。

物語が進みだしているのを感じます!次回も楽しみです。

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