【Vault of the Void】ドーター攻略

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独断と偏見。インポッシブル以降を念頭に置いてます。

改変後の記事
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パージで増加する侵食

ドーターは侵食の値を参照するカードが多いです。

侵食は手札をパージすることで得られます。

侵食について
  • パージするたびに+1
  • エナジー最大の状態でパージすると+2
  • エナジー最大の状態で次ターン迎えると+2

手軽なようにみえて、侵食を軸にしたスタイルの場合は、意識的にパージしていかないと実用的な水準まで達しません。

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闇の契約はハイリスクハイリターン

闇の契約は永続的なバフで、闇の契約の値だけ侵食の値を増加させる効果があります。しかし、ターン開始時に同値のダメージを受けます。

闇の契約について
  • 自然減少はしない
  • 闇の契約の分だけ侵食を増加
  • 毎ターン開始時に闇の契約分の脅威を受ける
  • 闇の契約の値が一定以上ではないと発動しないカードがある

闇の契約を減少できるのは一部のカードしかありません。闇の契約のついたカードを何も考えずに使っていると、毎ターン受けるダメージだけがどんどん伸びていきます。

一部のカードには、「境界値」という、闇の契約の値が一定以上のときだけ発動する効果が追記されているものが多いです。境界値7なら、闇の契約7以上が条件ということを意味します。

境界値は強力なカードのものが多いですが、基本的にリスクが大きすぎるため、そのリスクへの対処を前提にした運用が望ましいです。

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必殺はアタックカードの再実行

必殺はスタック可能なバフで、必殺の値以下のアタックカードを使用すると、コスト分の必殺の値を使用して再実行します。

必殺について
  • スタック可能
  • 必殺の値以上のアタックカードを使用で発動
  • 発動するとアタックカードを再実行
  • 発動するとコスト分、必殺の値が減少
  • 0コストでも1消費

必殺の効果の対象になるのはアタックカードだけです。ドーターには、侵食型の「解き放たれた闇」をはじめ、攻撃系のアビリティカードが多いので混同しないよう注意が必要です。

再実行は単に威力の倍増だけでなく、石の再発動を狙えるほか、デバフの重ねがけもできます。正直そこまで強力なものではありませんが、サポートカードやレリック次第で毎ターン再実行攻撃を行うこともできるようになります。その手軽さが強みです。

虚空石の着脱が可能

取り外すときは、対象を右クリックしてこの画面を表示させること

ドーターは1度はめた虚空石を取り外すことができます。

上書きではなく「右クリックで除去」であることに注意です。

すごく便利な機能なので、公式ディスコード内でも全クラスに望む声が大きいですね。

初期デッキ考察

他のクラスだと、どちらの初期デッキを選んでも最終形は似通ったデッキになりがちでした。しかし、ドーターは最終形でまったくの別物になることも珍しくないです。

レアカードにしても当たり外れが大きいというか、○○型だから△△型のこのカードは使えないな…みたいなこと、つまり極端なハズレが多いです。

侵食型
犠牲型(闇の契約)
  • 戦闘序盤~中盤はパージ重視
  • 長期戦が望ましい
  • 短期決戦の相手に弱い
  • デッキ構築安定
  • 戦闘序盤から攻撃重視
  • 短期戦が望ましい
  • 長期戦になると厳しい
  • デッキ構築不安定

侵食型

侵食の75%がダメージになる「解き放たれた闇」がキーカード。いかに早く侵食を溜められるか、またどのタイミングで攻撃に転じるかがポイント。

強みは「解き放たれた闇」の攻撃力がどこまでも伸びていくこと。アタックカードに困らないのでデッキ構築が安定します。しかし、侵食を溜めないとどうしようもないため、速攻系の相手に弱いです。

  • 解き放たれた闇
    • 侵食型の軸。捨て札にしても侵食が増加するため、手札orデッキから、どんどんこのカードを捨てていき、ある程度高まったところでこのカード自身で決着をつけるというのが基本。
  • 呪いの盾
    • 基本6ブロックですが、侵食21で9ブロックになる。このブロックカードを活用するためにも、まずは侵食21を目指す。
  • ヴォイド・キッス
    • 9ダメージを与えつつ1枚ドロー&1枚捨てる。捨てるのはもっぱら「解き放たれた闇」。初期デッキ唯一のアタックカードであり、必殺の対象になる。その場合、18ダメージ&2枚ドロー&2枚捨てる。
  • 虚ろの冠
    • 強化すると2コスト19ブロックとなり、まあまあ使い勝手は良くなるが、初手で使用すると排除される点に注意。
  • 怨念(スペル、クールダウン2)
    • 選別(デッキからカードを捨てる)と侵食+1の効果。「解き放たれた闇」を捨てれば、侵食+2となるし、捨てることで効果が出るブロックカードを捨てるのもいい。リチャージが2ターンと短いのもグッド。いくつかのスペル系レリックと相性がいい。

犠牲型

犠牲型は闇の契約を軸に戦います。「飼い慣らされた罪」「ソウル・キッス」のレイジ上昇効果を使いながら、「ひと掴み」でひたすら攻撃し続けるというシンプルなスタイルです。

強みは侵食型ほどパージを意識しなくてもいいシンプルな操作感と最序盤の攻撃力の高さ。しかし、だんだんと攻撃力不足を感じ始めます。すると長期戦になりがちで、闇の契約のペナルティが重くのしかかります。

  • ひと掴み
    • 闇の契約7以上で追加ダメが発生し、レイジや弱体を絡めると1枚で20ダメージを超えることも珍しくないです。ただ最序盤は無双できても、第1層終盤あたりからダメージ的に厳しくなってきます。かといって無闇に攻撃し続けると、低ダメージで闇の契約がスタックし続けるだけという。
  • 飼い慣らされた罪
    • 1コストブロック7はまあまあな水準ですが最終的には不足。パージ効果は優秀。生贄(スペル)と併用すればレイジ+75%!これが結構強い。
  • ソウル・キッス
    • 使用効果は中途半端。初期の闇の契約ブーストは「ひと掴み」のトリガー補助にはなるが、それ以外には特にうまみがない。捨て札でレイジ+50%はまあまあ強いが、上位互換カードもあるし、イマイチ使いづらいカード。
  • 霊気の盾
    • 侵食=ブロックと、終盤でも使える有能ブロックカードですが、排除がついているため使い回しできないのがつらい。強化するとパージするだけでブロック5を得られるようになり、いざ!という時以外にも役に立つようになる。
  • 生贄(スペル、クールダウン4)
    • レイジ+50%、闇の契約8以上で必殺1のおまけ付き。闇の契約8は、初期デッキだと「ソウル・キッス」使用しつつ「ひと掴み」4連打が必要でかなり遠い。そこまでいっても必殺1しかボーナスがないのは辛い。基本的にレイジ+50%だけを当てにする。「飼い慣らされた罪」と組み合わせて+75%を気軽に作り出せるのは強いが、クールダウン4に対しては効果が薄いと言わざるを得ない。

侵食型の戦い方

侵食を溜める

なにはともあれ、いち早く侵食を溜めることです。

  1. エナジー最大状態のパージで+2
  2. エナジー最大の状態で次ターン迎えると+2
  3. スペル(選別+侵食+1)

特に重要なのは「エナジー最大状態でのパージで+2」です。最初のターンは全部パージでも良くて、2ターン目以降もできるだけエナジー最大を維持して、少しでも効率の良いパージを心がけます。ブロックカードを使用しなければいけない時も、パージしてから使用するなどの些細な工夫が大事です。

次のターン「+2侵略」得られるよーの合図

スペルは2ターンでリチャージされるので、忘れずに使用しましょう。捨てることで効果が発動するブロックカードの使用を見越して、あえて温存することもアリです。

デッキの高速回転を狙う

手っ取り早く侵食を増加させるには、「解き放たれた闇」を捨てることです。選別カードやドローカードなどでデッキをガンガン回していきましょう。

捨てることでブロックを得られるカードを同時に投入すれば、侵食もブロックも同時に稼げるようになります。

山札再構築に効果のあるカードもありますし、おそらくドーターの本筋的な戦い方なのかなと思います。

犠牲型の戦い方

犠牲型は最序盤こそ楽に戦えますが、だんだん以下の2つの問題が浮き上がってきます。

  1. 攻撃力不足
  2. 闇の契約によるダメージ

この2つは密接した問題で、1ゆえに長期戦になって2に困ることもあれば、2ゆえにブロックカード重視になって1になることもあります。

結局、どちらも解決しなければなりません。

攻撃力不足の解消

初期デッキの「ひと掴み」のみだと、頑張っても1枚20ダメージほどで、100~200HPの敵相手では力不足を感じます。

そこで大事になってくるのが、レイジ、弱体、必殺の活用です。特に初期デッキに含まれない弱体と必殺は積極的に拾いにいきましょう。

これらの補正はより攻撃力の高いアタックカードの方が有効なので、結局のところ「ひと掴み」では力不足なんですよね…。

闇の契約を低下or軽減

長期戦になると闇の契約のペナルティが無視できないレベルまで膨らんでいきます。それに対する対処法ですが…そもそも闇の契約系のカードの使用を控えたほうがいいです。初期デッキでも「ひと掴み」を抜いてしまえば、闇の契約のリスクはほぼなくなります。とはいえ、「ひと掴み」なしに進めていくことは困難ですので、徐々に割合を減らしていくことを意識すればいいと思います。

また、一部レリックやカードには闇の契約のペナルティを軽減してくれるものがあり、それらを活用するのも手です。以下は抜粋。

闇の契約を減少。ささいな数字ですが、永続的な3ダメージを軽減と考えれば、そこそこ優秀。

闇の契約を13以上に増加させない。強化すると侵食のみ増加となる。13くらいはまあ、許容できなくもない…?

契約を契約で抑制。超長期戦になるとキツいが、そこそこまでは耐えられるようになる。

軽減系の中でも大当たりの部類。実質闇の契約のダメージが半減する。上の「限界」と組み合わせると、闇の契約の問題はほぼ解消。

侵食型と犠牲型の比較

侵食型
犠牲型(闇の契約)
  • 戦闘序盤~中盤はパージ重視
  • 長期戦が望ましい
  • 短期決戦の相手に弱い
  • デッキ構築安定
  • 戦闘序盤から攻撃重視
  • 短期戦が望ましい
  • 長期戦になると厳しい
  • デッキ構築不安定

2つを比較したとき、道中のカードやレリックへの依存度が高い犠牲型の方が難しい…というか運ゲー感があります。その分、一喜一憂できる楽しみもありますが。

安定する侵食型、不安定だけど楽しい犠牲型といった感じでしょうか。

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