【M&B2】初心者ガイド⑧(士官、作業場、隊商、領地経営)

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Mount & Blade II: Bannerlordマウントアンドブレード:バナーロード)の初心者向けガイド。

今回は副収入、士官、作業場、隊商、領地経営について。

プレイするのはPC版(v.1.1.6)です。

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士官(臣下になる)

戦闘とサブクエを繰り返しているうちにクランティア3になりました。

クランティア2以上になると士官することができるようになります。傭兵がバイトだとすると、臣下は正式に国に所属する正社員のような存在で、できることも増えますが、同時に責任も求められます。

詳しくは後で説明するとして、早速士官してみましょう。

たまたま近くに大公ラガンヴァドがいました。大公の称号は支配者の証です。

「相談する」→「我が君~」

忠誠と引き換えに、数人の兵と特別な武器をもらえるようです。前作では封土でしたね。

兵はスタルジア文化圏のエリート兵でした。

以前にも説明したように、エリート兵は城が管理している村から雇用できるその勢力最強の兵ツリーです。

武器はティア6の武器。

強いです。最終装備級ですね。

20、60、150

臣下になると、影響力を消費して国の議決に参加することができます。最終的な決定権は支配者クランにありますが、通常は多数派の意見が優先されます。

意見を反映させるには最低でも影響力20が必要です。参加は強制ではないですが、同調するクランとの関係度を高め、魅力スキルにも経験値が入るので、基本的には積極的に参加したほうが得かなと思います。

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作業場(工房)について

そろそろ部隊維持費が気になり始めてきました。そこで、懐事情を支える副収入について説明していきます。

まずは作業場について。

作業場とは、工房あるいは前作では生産小屋と呼ばれていた施設で、ざっくり言えば加工品会社のオーナーになることです。経営に介入することはなく、1回買っておけば、あとはほったらかしでも毎日利益を上げてくれます。

作業場は街の商人(作業場の所有者)から購入できます。価格は街の繁栄度に関係し、大体2万ちょっとといったところです。

クラン→その他

作業場の情報はクラン→その他から確認できます。

現在の資本」は元手に対してどれだけ利益が出ているかを示しています。現在は1万の投資に対して228デナルの利益が出ていることがわかります。プレイヤーの懐に入るのは、これから経費を差し引いた「+45」です。

入力」はその作業場が必要とする素材で、街の交易に対象のアイテムが並んでなければ加工品は生産できません。

工場名の右にあるハンマーのようなマークをクリックして、作業場の種類を変更することができます。利益が出ていない場合は、どんどん種類を変えていったほうが良いと思います。ちなみに変更には2,000デナル必要です。

高級品ほど利益率は高いですが、事業の持続性を考えると、その地域の特産品を使用する作業場がベストです。

所有できる作業場の数はクランティアによって増加していきます。

作業場2、3くらい所有のとき

作業場の収益は街の状況に大きく影響されます。必要な素材(入力)がなければ生産できず、生産しても需要がなければ売れません。食うに困るような荒廃した街では贅沢品を買う余裕はないですし、逆に賑わいをみせる街なら贅沢品の需要が増大します。戦争が起こると接収のリスクもあります。状況に適応した戦略が求められますね。

しかし、どれだけ工夫しても、1つあたり最大200といったところで、正直あてにはできません。それでも、初期の投資だけで、毎日の収益を確保できる点は心強いです。

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隊商について

隊商(キャラバン)は、作業場と同じく街の商人に話しかけて組むことができます。

費用は普通の隊商だと1万5千、ちょっと強い隊商だと2万ちょっとくらい。

隊商を組むには、コンパニオンをリーダーとして派遣する必要があります。パーティから1人減るということですので、人員に余裕が出てくる中盤以降の金策ですね。

隊商を組むと、こんな感じに30人ほどの小部隊が放浪を始めます。

毎日の利益は、だいたい毎日1~1,000くらいの範囲で変動しますが、少なくとも作業場よりは高めです。

ただし、小規模な部隊ですから、賊や敵部隊に襲撃されやすいってのが最大のデメリットです。ちょっと強い隊商(2万超え)だと、耐えることもありますが、ほとんどの場合、1度の襲撃で壊滅します。そのため、元手を回収することすら難しいというのが実情です。

かなり多めに見積もって毎日1,000の利益を上げる隊商でさえ、20日生き残って初めて元を回収することができます、ここからようやく利益が生まれますが、何日生き残れるか…。隊商が潰された場合に、5,000デナルが戻ってくるといった効果のパークもありますが、そうした保険を含めても安定した副収入とは言い難く、現状、リスクとリターンが見合ってませんね。

そんな隊商のメリットですが、派遣したコンパニオンの偵察、交易スキルの成長に期待できます。偵察と交易は斥候や統治者の役割で役立ちます。戦闘になれば各種戦闘スキル、医学も成長しますが、頻度は低め。

領地経営

金銭的に頼りになるのは領地を持つことですね。

ちょうど初領地を獲得できそうです。画像はクーザイト領地バルタカンド攻撃の様子。兵数では不利ですが、相手はほとんどが民兵、壁も割って、比較的スムーズに攻略できました。

領地を獲得するには、

  1. 国に所属する
  2. 城か街が陥落する
  3. 支配者クランが一時的に所有
  4. 所有者を決める投票(3人まで)
  5. 投票の勝者が獲得

という流れになります。

最も重要なのが、投票時に名前が挙がることです。領地を持っていないクランや少ないクランが優先されるため、比較的国に入りたての頃は名前が挙がりやすいです。逆に、領地を持ちすぎていると候補に挙がらないので、たとえ国の支配者だろうと獲得が難しくなります。

今回の投票では綺麗に3つに分かれましたが、見事獲得できました。

バルタカンドはマップ右上の、思いっきり僻地ですね。

いよいよ内政タイム。といっても、建設できるものを順に建設していくだけの簡単作業ですが。

まず最初にやっておきたいのが統治者の配置です。

統治者なれるのはコンパニオン(仲間)だけで、プレイヤー自身はなれません

統治者には内政用パークを多く取得したキャラが向いています。しかし、内政系パークは各スキルに散っているので、スキル特化型というより、幅広くスキルが伸びているキャラのほうが適しています。

しいて言えば家令スキルに内政パークが多い印象です。家令スキルは補給官、統治者のときによく成長します。あと統治者だと競技会に参加して戦闘スキルがわずかに伸びることもありますね。

反乱

統治者選びの際に、パークと同じくらい重要なのが統治者の文化です。

統治者の文化は集落の忠誠心に影響を与えます。忠誠が低いと反乱が起こることがあり、反乱が起きると再度陥落させないといけないので非常に手間がかかります。

しかし、この忠誠の数値はなかなか上がっていきません。その理由は、領主と統治者の文化による影響が大きいからです。

このことは以前にも説明しましたが、この世界では異なる文化を嫌がる風潮があり、領主者(クランリーダー=自分)、統治者(コンパニオン)それぞれの文化(出自)が参照されます。

今回の例でいうと、バルタカンドはクーザイト文化圏であるのに対し、領主(自分)の出自はスタルジアです。これにより「領主の文化-3」という補正がかかります。次に、統治者には女狼のペネクを選びました。彼女の出身はクーザイトなので、「統治者の文化+1」が加算されました。これにより、合計でマイナス2の基本補正が忠誠の値にかかります。

この数値をプラスに持っていくのは非常に難しく、建設していないときのみ実行可能な「祭りとゲーム」というイベントを実行することで、かろうじてプラスに持っていけるという状況です。反乱は防げても、建設することができないため、ずっとジリ貧の状況が続いていくことになります。

この状況を改善するには、まずは忠誠にプラスがかかる治安75以上(+0.5)を目指します。治安は駐屯兵の数を増やしたり、街や村のサブクエをこなしたりすることで向上させることができます。統率スキル125で獲得できる「存在感」というパークは、集落にいるだけで治安が+5されていく手軽に強力な効果なので、できるだけ早めに取得することをオススメします。

建設する余裕が出てきたら、忠誠を伸ばせる唯一の施設である催事場(最大+1.5)を建て、反乱の危険性を完全に排除できたら、あとは好きな順番でテキトーに建てていけばおkです。

駐屯兵はクランの部隊画面から自動採用の設定をすることができます。

大体200人もいれば、民兵や自部隊も加わって1,000人くらいまでは耐えられると思います。部隊費は2,000デナルもあれば十分すぎるほど。

税は内政、関税は交易量

上の画像はある日の収支表で、赤線がバルタカンド1箇所を獲得して得た継続収入となります。見慣れぬ名称は、街を獲得した時に付随する村ですね。街を獲得したのと同時に、村3つもセットでもらったのです。

ただしご覧の通り、駐屯兵の部隊費用込みでトントンくらいの収支です。今回は兵をやや多めに配置した街の収支ですが、多少兵を減らしたところでも、街1つで差し引き+1,000程度が相場です。これに自部隊の出費も加わると、余裕でマイナスになります。自部隊の費用を賄えるようになるのは、複数の街を確保してからですね。

結論:戦闘だけでもおk

結論として、あまり稼げません。街が前線から離れて駐屯兵を減らせるようになっても、それでも数千レベルのプラスが天井であり、基本的にはトントンです。

本作の金策は戦闘だけでも十分です。1回で数万とか稼げるときもありますからね。でもまあ、戦争がない期間もありますから、そういった期間に維持費で苦労しなくて済む安定収入を持っておくことは、心理的にも大きいと思いますよ。

次回は、結婚など。

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