鉄血のオルフェンズ18話「声」のストーリー振り返りと感想。クーデリアのスピーチの効果は?鉄華団とマクギリスの共闘へ。

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今回の注目ポイントは

・クーデリアのスピーチとその反応

・モンターク商会の接触

・マカナイ

クーデリアのスピーチとその反応

要約すると以下

・火星のために動いていたが、宇宙各地で同じようなことが起きている

・にらみ合いのときに起きた謎の爆発はデモ隊の仕業ではなかったと証言

・行われているのは虐殺

ミカヅキはフミタンの死を乗り越え、こんなにも力強いスピーチをするクーデリアをみて感心しっぱなし。アトラはこの時、足が震えているクーデリアをみていた。内実傷心のままで前回の切り替えの良さは強がりだった。

ギャラルホルン

アフリカンユニオンに要請されていて放送を中断できない。発信元(イサリビ)を特定し、潰しに向かう。クーデリアは、その動きをみて、打てるものなら打ってみろとばかりに煽る。いよいよ衝突かというタイミングでギャラルホルン統制局から静止するよう連絡が。

民衆

スピーチ中はポカーンとした感じだった。そりゃ突然だもん。スピーチ後の反応描写はなかった。

仮面をつけたマクギリス

ちょび髭の男と一緒に鑑賞してた。ちょび髭の男とは、例の情報提供者。さらっとネタばらし。正体はトドだった。鉄華団を裏切ろうとして痛い目みた元CGSメンバー。しかしどうやって位置を特定していたのだろうか?

モンターク商会からの接触

いよいよ地球降下の時がきた。しかし今回のクーデリアの件で鉄華団は完全にマークされ、ナゼが想定していた降下ルートをとれないことがわかった。さぁ、これからどうするか、という時に仮面をつけたマクギリスの船から連絡が入る。彼はモンターク商会と名乗り、商談をもちかけてきた。

彼が提供するのは地球降下船。そして見返りに求めるのが、クーデリアによる革命が成功した後に「ノブリスとマクマードが得るだろうハーフメタル利権に加わること」だという。ここで初めてオルガら鉄華団はノブリスとマクマードが通じていたことを知る。ナゼは知っていたっぽい。

ナゼがモンターク商会を洗っても100年続く老舗というくらいしか情報はない。そんな組織をマクギリスが持っているのはなぜだろうか?

マクギリスは一応身分を隠している。他は気付かなかったが、ミカヅキは即座に火星のトウモロコシ畑で出会ったチョコの人だと気付く。するとアッサリと正体を認め、ギャラルホルン改革のために内密に動いていることを明かす。OPだと戦っているので、いずれ敵になることは間違いないだろうけども、今は協力の関係。商談成立。

マカナイ

火星クリュセ自治区を統治し、今回クーデリアと会う約束をしてくれた地球経済圏の1つアーブラウ。その代表のマカナイ氏と彼の政敵だろうアンリ・フリュー議員がでてきました。地球のシーンが挿入されると、いよいよ地球が目の前だということを実感できますね。

注目すべきはアンリ・フリュー議員がギャラルホルンと非常に近い距離にいること。乗り込んだ車にマクギリスの父ちゃん、統制局局長のイズナリオが乗っていた。その隣には金髪の謎のガキ。ガキはマクギリスの弟かな?顔みてないし後ろ姿だけだけど。マクギリスは養子だからこの子はイズナリオの実の子かも。火星独立はギャラルホルンにとっては好ましくなく、それを助長するマカナイの動きを止めることで両者の思惑は一致しているのでしょう。

マカナイ氏には贈収賄疑惑がかかっているらしいが、ギャラルホルンが関わっていることだしどうせ作り話だろう。マカナイ氏も彼なりに何か企んでいるようだが、今はオセアニア連盟に身を置いて乙女の気分でクーデリアを待っている。

その他

・アインとクランク

・地球外縁軌道統制統合艦隊

アインとクランク

なぜアインがクランクの死に固執しているのか。それはアインの出自にあった。アインは火星出身の母と地球出身の父の間の子であり、純血が好ましいとされているギャラルホルン内においては異端の存在である。父親がギャラルホルンの士官だったため、なんとか入隊できたものの、同僚からは混血であることで差別を受け続けている。そんな彼に唯一対等に接してくれたのがクランクだった。アインのクランクへの忠心はここからきている。

鉄華団に対抗するためにアラヤシキ手術を受けようかなと真顔でいうアインに対しガエリオは、人間ではなくなるからやめろ、と止める。しかしギャラルホルン内で人間未満の扱いを受けることに慣れっこのアインにとっては大したことではないかもしれない。

地球外縁軌道統制統合艦隊

初耳のときは早口言葉かと思った。最も重要な地球防衛最終ラインの砦かな。セブンスターズですら干渉は難しいらしい。

その地球~を束ねるのが新キャラ、カルタ・イシュー、OPにでてきたキツネ顔の女性です。ふざけたノリで若干ネタキャラの匂いがします。それでもセブンスターズの第1席らしい(公式ツイッターより)。ガエリオの評価がめちゃくちゃ低い。二人は旧知の仲なのかな。

感想

前回よりよっぽど「決意」っぽい回だった。まずは、クーデリアは強がっていた、というフォローがあってよかった。前回は尺的都合や放心状態だった、ってことは承知してもいろいろ急だったからなー。

ミカヅキは主義主張はともかく、クーデリアが背負う「責任」を手伝うことを決意。これは「クーデリアのために戦う」と言い換えられる。これって重要なことだよなぁ。

大人を信用しない子供たちがどう変化していくんだろうって注目して見続けてきたけども、変化ってほど違ってみえないし、彼らの道徳観が変わったとも思わない。

変化するのではなく、適応していくんだなぁって。

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