Mount & Blade II: Bannerlord(マウントアンドブレード:バナーロード)の初心者向けガイド。
今回は攻城戦について。
プレイするのはPC版(v.1.1.6)です。
攻城戦について
傭兵になって攻城戦にも参加できるようになりました。
攻城戦は防衛側が圧倒的有利です。プレイヤーがいれば大体2倍~うまくいけば3倍の兵数の相手でも跳ね返すことが可能です。
攻撃側は、大軍で包囲したとしても、実際の戦場では人数デバフが適用されるようで、不利な戦いになりがちです。攻城兵器も防衛側の方がより効果的に機能する配置になっています。そのため基本的には負け戦に臨むものと考え、2倍以上の兵数で攻めるのが理想です。
画像の時系列がバラバラですがご了承ください。
攻撃側(戦闘前)
城や街を攻め落とすには、まず最初に攻城キャンプを設営します。
この行動を取った瞬間から、相手側に包囲の情報が伝わり、手の空いた敵部隊が防衛のために次々と集まってきます。
したがって、包囲を敷くには、視界を広げる高レベルの偵察スキルを持つキャラか、増援が来ても対応できる大軍隊を用意するのが望ましいです。
攻城キャンプ設営後には、攻城兵器を作成できるようになります。
攻城兵器はマップ上の青いマークのところに設置可能で、前衛4箇所、後衛3箇所の枠があります。前衛(遠隔)兵器は主に攻城兵器と城壁を破壊するため、後衛兵器は城壁を乗り越えるために必要です。
攻城戦において最大の脅威は攻城兵器の範囲攻撃です。これに巻き込まれれば、上級兵であっても1発で葬られてしまいます。攻城戦は兵士が密集しがちであり、10~20人が一瞬で吹き飛ぶことも珍しくないです。
状況によってはゴリ押しすることも考えられますが、基本的には損害を最小限に抑えた方が賢明です。そのためには、事前に遠隔兵器でこれらの脅威を排除してから戦闘に突入するのがいいでしょう。
オナガーとトレビュシェットは、敵攻城兵器がない場合、城壁を攻撃します。城壁にも耐久値があり、その耐久値がゼロになると城壁は崩壊します。
崩壊した城壁からは徒歩で侵入できるようになります。もちろんこの方が攻略しやすいですが、時間がかかることと、攻略後の防衛のことを考慮すると、ここまで徹底的にやる必要はないかなと思います。
攻城兵器を破壊するための攻城兵器…。しかし、それは敵も同じこと。
相手は自分がキャンプを設営している最中から攻城兵器の生産を始めているため、自分の1つ目の攻城兵器が完成する頃には、相手の兵器は既に揃っており、完成した途端に1:4の状況になっています。こうなると自分の兵器はできたそばから破壊されてしまいますね。
対処法として、まず自分の攻城兵器が完成した瞬間にゲームスピードを一時停止します。そして完成した攻城兵器をクリックすると、「備蓄に移動」と表示されるので、それを実行します。これにより無傷で完成品をストックできます。
この完成→ストックを3回繰り返し、4つ目の攻城兵器が完成したらストックを放出し、4:4の状態で対決することで互角に戦えます。この五分の状態では、工学スキルの勝負になるので、スキルの未発達な序盤ではある程度妥協が必要かもしれませんが、少なくとも、オナガー、トレビュシェットの数は減らしてから戦闘に入りたいところです。
攻撃側(戦闘)
攻城兵器をすべて倒したor数を減らしたら、いよいよ戦闘(襲撃)です。
攻撃側はとにかく城壁を突破して、敵を全員倒せばおkです!
戦闘が始まると、まずは遠距離で弓兵同士の戦いが始まります。このとき、自陣営に前衛兵器が残っていると、より有利に戦うことができます。
その間に、用意した後衛兵器が静かに城壁に近づいていきます。
ハシゴで城壁を乗り越える
ハシゴは攻城兵器なしでも使用可能な唯一の道具ですが、左右からは弓兵が、正面には歩兵が待ち構えており、突破するのは困難です。しかし継続的に兵を送り込むことができるのが良い点で、分は悪いですが確実に兵力を削っていくことができます。
ちなみに、はしごは城壁の下に置いてあります(ない場合も)。兵力が圧倒的に優勢な場合は、他の攻城兵器の到着を待たずに、さっさとハシゴから攻略する方がスムーズです。
攻城塔から乗り込む
攻城塔は2つまで生産可能な後衛兵器です。はしごよりも安全に上に登ることができ、複数人での近接戦に持ち込めるため、歩兵の力を発揮しやすいのが良い点です。
ただし、攻城塔は動きが鈍く、かつ的も大きいため、敵の攻城兵器に狙われやすいです。耐久値も低く、城壁に張り付く前に破壊されることが多いです。逆に言えば敵に攻城兵器がなければ安心です。また、たとえ攻城兵器があったとしても、次に紹介する破城槌の囮になったり、プレイヤーや歩兵が城壁に近づくまで弓から身を守る壁になったりと、ナイスな存在感です。
破城槌で正門をぶっ壊す
無理やり門を破壊して真正面から突入しようぜというものですね。この出入り口が一番広いので、最も強く兵の圧力をかけられる場所です。
門は剣や弓でも攻撃できますが、削りの速さや弓兵に狙われることを考慮すると、より迅速かつ安全に破壊できる破城槌の方が断然良いです。
実際には、これらの突入ポイントを同時に攻め、どこか1箇所でも突破できたら上々です。後は他の場所の裏にまわりこんで挟み撃ちを狙えば一瞬で総崩れとなります。特に幅の広い正門を突破できれば、ほぼ攻略成功ですね。
城壁から突破できれば、正門は内側から空けることもできます。まあ、正門周辺は敵が最も多い激戦区ですから、裏からでも近づけないことが多いですが…。
防衛戦(戦闘前)
続いて城や街を守る場合。
まず注目したいのは兵の構成。
- 民兵
- 駐屯兵
- 部隊兵
防衛戦では民兵も出陣します。民兵とは、その名の通りその街の市民であり、街を守るために戦います。正規兵と比べると見劣りしますが、すぐにやられることは少なく、ある程度戦線を持ちこたえる緩衝材のような存在ですかね。
駐屯兵は、その拠点に預けられた兵で、質はまちまちです。民兵の数や駐屯兵の質は統治者の内政力と財力次第ですね。
部隊兵はたまたまそこに居合わせた部隊です。再編中の部隊が多いような気がします。
次に注目したいのが食糧。
包囲が始まると街に隊商が入ってこなくなり、食糧の供給が止まります。すると備蓄分でやりくりしていくことになるのですが、この備蓄を増加させる食糧系設備の建設率は低めで、多くの場合、数日で食料が尽きます。
食料がゼロになると、駐屯兵が負傷していきます。つまり、戦う前から兵が減っていくわけです。民兵や部隊兵は大丈夫なのですが、民兵なんか正規兵未満の実力ですし、街で待機している部隊兵の数や質もたかが知れています。
とはいえ、敵CPUは即仕掛けてくることが多いので、食糧への不安はほぼないですねー。兵糧攻めはプレイヤーの方が使いこなせると思います。
包囲後には食料が高く売れます。交易スキル伸ばすチャンスかも?
自分の経験上、同数or少し不利程度なら”待ち”でいいと思いますね。しかし、食糧不足が深刻or敵の増援が遠くに見えるなど、特殊な状況下では拠点からうって出ることもあります。
奇襲(Ambush)は騎兵部隊による攻城兵器の破壊を目的とした攻撃です。攻城兵器があるのとないのとで大違いですからね。奇襲を仕掛けた場合は正門から退却します。
防衛戦(戦闘)
防衛戦ではとにかく敵の数を減らすことだけを心がけます。
下手な矢も当たりまくるので、遠隔武器のスキルを上げるのに絶好のチャンス。
弓矢は矢筒から補充できます。
城内には石や火薬玉といったアイテムも。これらは敵の頭に落とせる範囲攻撃アイテムで、良きタイミングで使用すれば1度に多くの敵を倒せます。正門上にあることが多いですが、ここで使うということは正門が破られかけているわけで…苦肉の策的なところがある。
防衛戦で抑えるべきは、正門とその両脇の城壁の3箇所です。最大の脅威は正門を狙う破城槌で、攻城兵器が残っていれば破城槌を優先的に狙います。破城槌が破壊されると、敵は撤退するか、ハシゴに集中するかのどっちかです。兵力が二分されると御しやすくなるうえ、特にハシゴ上はプレイヤーが両手武器を振り下ろすだけでも簡単に敵を倒せるキラースポット。こうなったら安泰かな?
もし破城槌を止められずに正門を突破された場合は、相当厳しい戦いになるでしょう。その場合は、プレイヤーはより多くの敵と対峙できる正門で戦うべきかなと思います。頑張れば正門の敵を押し戻すどころか、逆に打って出ることもできたり…。
…と戦術らしいことを語ってみましたが、結局、勝敗を握るのは攻城兵器です。とにかくこれらで大量に敵を倒せばおk。
バリスタは貫通持ちの遠距離武器で、高い命中率と扱いやすさが魅力。なおかつ装填も早く、良い位置に設置できれば100キルも目指せます。
範囲攻撃のできるオナガーはもう…女神ですね。キルログがすごいことに。
これら攻城兵器で敵を倒すとガンガン工学スキルが伸びていきます。
防衛戦はとにかく敵をキルしまくれるので、どんな逆境でも跳ね返せそうな気がしますが、過信は禁物。やはり数の力は偉大です。どこまでならいけるかは経験して学んでいくしかないですね。
そんなこんなでクランティア2になって、3も直前。傭兵時代はあっという間に過ぎ去りました。
次回は副収入について。
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