Mount & Blade II: Bannerlord(マウントアンドブレード:バナーロード)の初心者向けガイド。
今回は、敗北からの部隊再編、戦利品と捕虜について、ドラゴンの旗完成から最終目標の選択まで。
プレイするのはPC版(v.1.1.6)です。
戦闘に敗北すると…
戦闘に敗北すると、パーティは崩壊し、一部アイテムを奪い取られ、自分は囚人となります。
囚人状態から抜け出す方法は4つあります。
- スキをみて脱出する
- お金を払って釈放してもらう
- 自分を連れている敵or拠点が倒される
- 戦争が終結する
いずれの方法も能動的に働きかけることはできず、ただイベントが起こるのを待つしかありません。
今回は運良く早めにお金で釈放してもらいました。しかし…
再度捕縛。数秒の猶予時間はもらえたのですが、それでも捕まりました。
理由はシンプル、自分の足が遅すぎました。
なぜ遅いかというと、アイテムの重量制限のためです。以前の記事で触れた通り、インベントリの容量は部隊人数に応じて拡張されます。しかし、戦闘に敗北して1人ぼっちになった今では、大人数で運んでいた荷物は、ただの重荷になってしまいました。
こうした逃走のことを考えると、結局全滅したらアイテムは全ロストということになります。
その後は地下牢に閉じ込められることに…。敵領内では敵部隊も多く、たとえ釈放されたとしても安全圏まで逃げ切るのはとても大変です。
捕縛と逃走を繰り返し、なんやかんやスタルジアの地に戻るのに10日以上かかってしまいました。
ゼロからのやり直し
さて、散々な目にあった初陣でしたが、気を取り直して部隊を再編しましょう。
まずはコンパニオンの呼び戻しです。幽閉中のキャラクターはそのうち「宿泊中」のステータスになります。そうなれば、クラン→メンバー→呼び戻すから、部隊に呼び戻すことができます。
戻ってきたら役割任命も忘れずに。
ここからは一般兵集め…ですが、また捕縛されるのは嫌なので、できるだけ自国領内で行動するようにします。
スタルジア領内の様子は、クーザイトにやられっぱなしだった序盤とはうってかわって、スタルジアが盛り返しているようで、あちこちで有利な戦いが展開されているようでした。せっかくですし相乗りしましょう。
やはり人数差アドバンテージは大きいですね。これだけ差がつくと、戦場でも200人近い差が生まれます。
敵が連れていた囚人は釈放され、無料で部隊に組み込むことができます。戦利品もおいしいし、部隊も増強できて一石二鳥ですね。
敵によっては大量に囚人を連れていて、被害を上回る戦力増強ができるときもあります。
そんなこんなで、味方軍勢に加わり、確実に勝てる戦いのみに参加し、戦利品を売っては兵を雇い、気がつけば70人そこそこの所帯になりました。立て直すどころか、数も質もちょっと良くなりましたね。
今回は戦争中だったおかげで、思っていた以上にスムーズに進行しましたが、傭兵ではない場合や戦争中ではない場合には、賊を追いかけたり競技会に出場して金稼いで兵を集めるという序盤の動きを再度行うことになります。財布が空っぽのときは、1人で賊退治を頑張るしかないです。
どちらにせよ、大変ですし時間もかかりますから、効率的な意味でも、全滅は良くないことです。自分の許容範囲でセーブ&ロードを活用するのも1つの方法です。
戦利品について
大軍隊が戦争の主役なのは確かですが、実際には単独行動している部隊との戦いのほうが多いです。
ギリッギリの戦いでした。
戦利品一覧。質も数も賊とは段違いですね。このくらいになると、アイテムロックと一括売却は必須の操作です。
敵諸侯を捕まえました。捕虜にするか解放するか選べます。
解放すると、相手との関係性が上昇し、魅力スキルに経験値が入ります。
今回は捕虜で。
集落の外の部隊画面から、囚人と話or処刑することができます。
処刑のメリットは、敵の数を減らせることですね。せっかく倒した相手でも、生きているかぎり、何度でも復活します。そのループを断つ処刑は、敵の戦力を大きく弱体化させることができる勝利への近道です。
しかし、処刑すると、そのキャラクターと関係を持つすべてのキャラクターとの関係が悪化します。たとえば今回の相手はヴランディアの人間なので、処刑した場合、ヴランディア全員から恨まれるようになります。
そして、あまりに処刑しすぎると残虐な性格になります。性格は他者からの評判に影響します。真っ当な人間のほうがウケがいいです。
捕虜は街の酒場地区から一般兵と同じように売れます。重要な人間ほど高く売れるようです。
一般兵はそのまま売ってもいいのですが、囚人として連れ歩くと、徐々に従順さが上がっていき、メーターがマックスになると、その兵を雇用できるようになります。
上級兵であっても、時間をかければ雇用できるので、あえて売らずに取っておくのも1つの選択肢です。ただし、囚人がいると部隊速度が低下する上、新たに囚人を獲得したときに、枠不足のために無駄にしてしまうことがあるので、取っておくにしてもほどほどで。
戦闘終了後は兵のアップグレードも楽しみの1つ。
歩兵から騎兵にする場合は馬が必要です。馬には種類があり、アップグレードの「必要なもの」で要求されているものを用意しなければなりません。
馬の種類は荷馬<乗用馬<戦争乗用馬<貴族乗用馬の順にレアであり、価格も高いです。兵士のランクが高いほど、よりランクの高い馬を使用する印象です。ちなみに、アップグレードでは馬の種類のみが参照されるので、価格はどうでもいいです。たとえば、1000くらいで売られている戦争乗用馬と、10000くらいの戦争乗用馬に違いはありません。
ネレッツェスの愚行クリア
戦争が落ち着き、また全国で交易を続けているうちに、ついにネレッツェスの愚行についての話を一通り聞き終わりました。
最後の人物からは、より詳しい話を聞くために、イスティアナとアルザゴスという2人の人物に会うようにという助言を受けました。この2人はそれぞれが旗の欠片の所在を知っています。
イスティアナは元帝国側の人間。なんやかんや帝国は偉大だと。
アルザゴスは反帝国側の人間。帝国が滅亡すればそれでいいと。
2人に同調し、それぞれから旗の欠片の場所を教えてもらいます。例によって隠れ家攻略です。
隠れ家2箇所の攻略で、ついにドラゴンの旗が完成しました!
ルート選択
ここで4つの選択肢が示されます。
この選択はゲームの最終目標を決める重要な決断となります。今決められないよーという人は後回しでも構いません。
- 既存帝国勢力で勝つ
- 新規帝国勢力で勝つ
- 既存反帝国勢力で勝つ
- 新規反帝国勢力で勝つ
ポイントは2つ。
『ネレッツェスの愚行』で学んだように、この世界の大きなバックボーンはかつて君臨した大帝国です。それを復興させるか、否かというのがまず第一の選択。イスティアナは復興(①②)を支持し、アルザゴスはその逆(③④)を期待しています。
ここでいう帝国勢力①②とは、今の北帝国、南帝国、西帝国のことです。③④はバッタニア、スタルジア、ヴランディア、アセライ、クーザイトが該当します。
次に、それを既存勢力の元で行うか、新たに建国して行うかの選択があります。これは2人的にはどちらでもいいことで、プレイヤーが好きに選べます。
既存勢力で勝つ(①③)場合は、国に所属して、その国のトップの人に「はい、これ」と旗を渡し、その国で天下統一を狙うことになります。地盤がしっかりした状態で始められるので、比較的易しいです。一方、建国の道は茨の道で、初期は自分1人しかいないので、序盤をうまく乗り越えられなければ詰みの状態になりかねないので、初心者には厳しいかもしれません。
今回はスタルジアということで、反帝国勢力の建国ルート④でいこうと思います。ただし、建国ルートは、クランティア4以上でなければ選べないので、今はまだ保留ということで。
建国ルートで行きたい現時点で気をつけなければならないのは、国のトップに会う際、絶対に旗を見せないことです。①③の場合は見せてもおk。
次回は攻城戦について。
コメント