Mount & Blade II: Bannerlord(マウントアンドブレード:バナーロード)の初心者向けガイド。
今回はクランティア1になってできること、家族、ランス突撃、傭兵について。
プレイするのはPC版(v.1.1.6)です。
クランティア1になってできること
クランティア1になったことで、メインクエストの1つ「クランを設立せよ」をクリアしました。
近隣の街に立ち寄ると盗賊ラダコスが出現。チュートリアル以来の再会。
彼が言うには、プレイヤーの妹と弟を見つけたが自分の仲間が裏切ったと。
すると近くに隠れ家が出現するので、チュートリアルの時と同じ要領で攻略すればおk。
今回の隠れ家は本当に住処っぽい。
敵も多くて大変でしたが仲間がいれば大丈夫。
捕獲からの処刑。このゲームでは捕まえたキャラクターは処刑できます。今回はそのデモですね。
え、グロって感じですが、普段のプレイでは必須ではありません。
ラダコスとはここでお別れ。ラダコスにも処罰を与えることができますが、今回は生存ルートでいきましょう。処刑しすぎると残虐志向が世の中に知れ渡ります。今回はできるだけ処刑を使わないでクリアを目指します。
というわけで、メインクエストの片方はこれでクリア。
家族について/呼び戻し
クエストクリア後、クランに兄、妹、弟が加入しました。
家族は枠を消費しないコンパニオンとして、いればいるだけ有利です。
「~で宿泊中」のステータスは部隊に配属されていない待機状態を表します。自部隊で使用するには、クラン(L)→メンバーの画面からパーティに呼び戻しましょう。
兄はすぐ使えましたが、妹と弟はまだ使えません。大人になるまで待つ必要があります。
成長を待つのか、時間がかかりそうだ。
いやいやご安心を。カルラディアでは1年が80日くらいなので成人まであっという間です。
海の侵略者とランスチャージ
クランティア上がるか上がらないかくらいの時の、カルラディア北方アルゴロン周辺の様子です。
海の侵略者という小集団がたくさん湧いてますね。地元の賊です。この辺りは地形が平坦で、視界も良好なため、戦闘の経験を積むには最適なスポットだと思います。
前作でも海賊狩りが鉄板だったことを思い出して懐かしい気分に…。
歩兵はランスチャージの練習にうってつけです。
ランスチャージとは、言うなれば馬に乗っての体当たり!
突撃攻撃ができると記載された武器を持って騎乗し、一定の速度に達した際に、HPバーの上にランスの向きを表すマークが表示されます。この状態で「X」を押すことで、ランスを横向きに構え、ランスチャージ状態になります。
ランスチャージ状態で敵に衝突すると、高いダメージを与えることができ、同時に突撃状態も解除されます。ランスチャージの主なメリットは、まず与えられるダメージが非常に大きいことです。ほぼすべての敵を一撃で倒せます。また、通常の突き攻撃よりも当てやすいという利点もあります。
デメリットは、無敵状態ではないため、敵の攻撃を受けることもあるということと、衝突のたびにランスチャージ状態が解除されるので、連発しにくいという点でしょうか。
実際の使い勝手で言うと、より効率的に倒せる薙刀武器を振るうのが1番ですが、騎兵の突破力、迫力はこのゲームの華です。うまく決まった時の爽快感も随一ですね。槍系武器を拾ったときには試してみると良いと思います。
ちなみに、Xは武器使用方法のスイッチで、片手武器を両手持ちしたり、投擲できたりします。
傭兵と影響力
クランティア1での最大のメリット、それは傭兵になれることです。
傭兵は、国のために働くバイトのような存在です。国には属していますが、領地を持つことはできず、方針への口出しもできません。
じゃあ何ができるの?
というと、”戦争に参加できるようになります”。
これまでは賊と戦ってきましたが、戦争では高度な能力と規律を持つ正規兵同士の戦いになります。難易度は高まりますが、それに見合った報酬とやりがいがあり、ここからがこのゲームの本番と言えるでしょう。
傭兵になるには、勧誘と志願の2つの方法があります。
勧誘の場合、クランティア1以上であれば、上の画像のような勧誘が高頻度で飛んできます。
ですが、今回は志願を選びます。
傭兵はバイトですから、始めるのもやめるのも簡単。場所はどこでもいいです。
今回はプレイヤーキャラの出身でもあるスタルジア(一番上の青い国)にしました。
スタルジアはカルラディア北方の国で、他国から分断された横に広がった国土が特徴です。
多くは雪と森で覆われ、それらの場所では移動速度が低下するため、侵入が困難であり、大崩れしにくい国家だと思います。
志願するには、誰でもいいのでスタルジアのキャラクターのところに行って、「相談したいことがある」を選びます。
いくつか選択肢が表示されていますね。上が傭兵志願、下が士官志願で、今回は傭兵なので上を選びます。
相談したいことがあります→務めに参加したいです→我が剣を~
すると、「敵集団ひとつにつき、130…」とかいう金の話になりました。
これは、影響力と金のレートです。
影響力とは、戦勝ポイントみたいなもので、国に所属して敵を倒すと獲得できます。国に士官していれば、その影響力を使って部隊を集めたり、国の方針に意見することができます。
しかし、傭兵では影響力の行使はできず、影響力を貯めても毎日減っていくだけです。じゃあ無駄じゃん…となるところですが、傭兵の場合、ただ減っていくのではなく、最初に決めたレートで金と交換してくれます。
たとえば、今回の契約ではその交換レートが130ということで、仮に影響力100を獲得したとしたら、13,000の収入で確定です。影響力は賊を倒すことでも得られるので、これまで通り賊ばかりと戦っていくにせよ、オマケの収入が手に入ることになりますから、傭兵になれるならすぐになるべきです。
ただし、傭兵としてのデメリットもあります。他国との戦争状態に突入すると、傭兵もその国の一員として敵の攻撃対象になります。このため、これまでのように自由に全国を歩き回れなくなります。
そんなこんなでスタルジアの傭兵になりました。
王国(K)タブから外交状況を確認してみると、右隣の隣国クーザイトと戦争中のようでした。戦況(バーが長い方が有利)も芳しくなく、プレイヤーががんばって盛り上げたいところですね。
軍隊(キャンペーン)
さて、スタルジア領内にて大規模な軍勢を発見しました。
これは前作でいうキャンペーンであり、発起人のもとに複数の部隊(画像右下参照)が集まった連合軍のような存在です。
すると早速、同じような規模の敵の軍隊と遭遇しました。
数を見ると、1001(スタルジア)vs1174(クーザイト)で、若干不利か。
この時、数以上に重要なのが、下の戦力バーです。戦力バーは兵の質も加味した評価になっていて、より実質的な戦力比となります。
戦力バーの信頼性は高く、これまでの経験から言うと、5:5の互角でギリギリ勝ち、6:4以上の差がつくともうほぼ勝ち目がないです。
ですので今回の場合は、相当不利な状況にあると言えるでしょう。
バトルサイズ
戦闘開始直後のリザルト画面。
参加者は相手543、自分457となっています。
あれ?2000人参加のはずでは?
…となるところですが、このゲームでは戦闘の規模(バトルサイズ)が制限されています。デフォルト最高設定では、最大で1000人までとなっています。残りの兵は、既存の兵が倒されると、増援という形で次々と送り込まれてきます。
もう1つ注目したいのが、500vs500ではない点です。自軍が100人弱くらい少ないですね。これはおそらく数による補正がかかっているのだと思われます。増援は最初の戦力比を基準に行われるため、増援があるにせよ、自軍は100人弱少ない状態でずっと戦わされるわけです。この差はかなり大きいです。
衝突前。これぞマウントアンドブレードといった感じで壮観ですね。今回は指揮官ではなく、一兵士としての参加です。
よく見ると自軍は軽装が多いなーという印象。
騎兵でまとまって戦うのも初体験。
味方歩兵は円陣を組んでました。騎兵に強い密集陣形ですね。
しかし弓兵相手には無力。大崩れはしなくてもジワリジワリと削られます。しかも相手は弓騎兵の多いクーザイト。このゲーム、劣勢の軍は引いた戦術を取ろうとするのですが、それが却って少しずつ兵を減らすことになり、より不利になっていくような気がします。つまりこれは…負けフラグ。
大敗北。
意気込んで参加した自分もまったく活躍できず…馬が遅くて敵騎兵に追いつけず、届いても防具が硬くてダメージが通りませんでした。これが現状ですかね…。このキャラクター初の全滅、スタルジアにとっても1000超の兵を喪失したのは非常に痛手。
前途多難だな~と感じると同時に、スタルジアをなんとかしたいという気持ちも芽生えた瞬間でした。
次回は部隊再編から。
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