鉄血のオルフェンズ3話「散華」のストーリー振り返りと感想。鉄華団結成!

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3話の主な内容は

・CGS転覆 鉄華団結成

・お嬢様の決意

・容赦無いミカヅキ

参番組の逆襲

2話の最後に女の子たちと出会ったお嬢様。

3話ではその子たちからクーデリアさんと慕われ

料理の手伝いをしていました。

お嬢様と呼ばれるだけあって、不慣れのようです。

逆に手伝われていました。

 その裏でオルガら参番組は

よく眠れる「薬入りのメシ」を1軍に提供し、ついにクーデターを実施します。

仲間が無駄に死んだ落とし前をつけるとして

ミカヅキが1軍リーダー?を射殺します。

主人公がなんの躊躇いもなく射殺する映像は衝撃的でした。

オルガは1軍に選択を迫ります。

自分たち「宇宙ねずみ」についてくるか、ここからでていくか。

選択を拒めば射殺。

ギャラルホルンに目をつけられ、社長もいなくなったCGSで

参番組の下についてまで働きたいと思う大人は少数でした。

名指しで残るよう要請された会計は除いて、ほとんどの1軍(大人)は去りました。

こうしてクーデターは成功に終わりました。

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クーデリアは自分ができることについてまだ悩んでいて

参番組によるクーデターにはあまり関心を寄せていないようでした。

ミカヅキを探していたオルガと出会い

ミカヅキのMS操作技術が素晴らしいという話になります。

オルガによると、ミカヅキがMSに乗るのはおそらく初めてだったが

そもそもアラヤシキシステムはMS用に開発されたものだったらしくミカヅキでも上手に扱えたようです。

→旧式モビルワーカーで鍛えられていたし…。

また、アラヤシキシステムは気軽に利用できる技術ではないようです。

アラヤシキシステムを使用するための背中の手術の成功率はかなり低く、

オルガとミカヅキがCGSに入った時、10人中4人が失敗した。

失敗した者はベッドからも起き上がれない。(死んでいるかもしれない)

それをミカヅキは3回も受けているという。自分の意思で。

→いや~主人公死線くぐりすぎです。

クーデリアはその場で

自分の無力さを嘆きます。

→オルガがこの嘆きを聞かなければクーデリアの命はここまでだったかも。

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 CGSのこれからとクランク単騎強襲

会計とともにこれからのCGSの運営を考えるオルガら参番組。

・ほとんどの現金はマルバ(社長)が持ち逃げをした。

→あのパスワードが解けなかった金庫は残っているのかな?

・これから脱退する1軍メンバーに退職金を払う。

→後腐れのないように

・維持費などもろもろ

これらのことからCGSは3ヶ月維持するのでやっとだと判明する。

兎にも角にも仕事が必要だが、

ギャラルホルンに因縁持たれたまま仕事をするのは難しい。

そこでクーデリアをギャラルホルンに金で売る案が出される。

さぁーどうするかってタイミングで敵襲。

クランクは本当に単騎で来た!

赤い旗を身につけたMSとともに。

赤い旗は「決闘の印」で前時代によくこうしたことが行われていたそうだ。

クランクはそのとおりに決闘の意思をみせ、

自分が勝ったら鹵獲されたグレイズ(MS)とクーデリアを渡すよう要求する。

さらにCGSとギャラルホルンとの因縁も切るという。

そんなうまい条件なら

決闘ではなくて金を積んでもらって取引にすれば

CGSの懸念が一気に解消されると仲間の声。

クーデリアは自分が力になれる場面がようやく来たとばかりに行く気満々だ。

自らの命の危険があるのではと心配されるも

「話をきいてもらえるよう頑張って~」とアホみたいなことをいう。

オルガはそれをきいてニヤリと笑い取引ではなく決闘を選ぶ。

もちろん代表はガンダムに乗ったミカヅキだ。負ける気などない。

→あのときクーデリアの嘆きをきいていなかったら行かせてたかも

クランク は

大人の戦いのために子供が犠牲になることはない

と諭すようなことを言うが

 ミカヅキは

「さんざん殺しといて…」と聞く耳を持たず

「俺は犠牲になってない。俺と仲間のためにできることをやっているだけ」

 と2話でクーデリア相手に言っていたセリフで返す。

最後はわざと作った隙で相手を釣って不意打ちで一撃を食らわせた。

この意地汚さと潔さがミカヅキの強さだ。

ミカヅキはこっちが決闘に勝った場合どうするのか尋ねた。

「勝つことしか考えていない」大人の都合良さに苛立っていたのだった。

瀕死になったクランクは任務失敗を己1人で背負うためここで死ぬことを望む。

しかしもう自分を終わらせる体力すら残っておらず、

手をかけてくれるようにミカヅキに頼む。

ミカヅキは死にかけのクランクの最後の弁にも全く興味をもたない。

少し考えて気がついたように銃口を向ける。

そしてクランクの「ありがとう」を聞き終えずに数発発砲した。

クランクはあえて部下を置いて単騎で襲撃しました。

組織の意向を汲みつつも、これ以上犠牲となる子どもたちを出さないためです。

しかし「純粋なる子供へのいたわり」は伝わらず

人殺しの組織に仕える大人の1人として処理されてしまいました。

「ありがとう」すら言わせないミカヅキの冷たさ(それとも鈍感さ?)も印象的でした。

「ありが…」パパーン。

オルガ、クーデリアの決意とノブリスの正体

クランクとミカヅキの戦いの最中、

オルガとクーデリアはともに決意をしていた。

オルガの決意は鉄華団(てっかだん)の結成。

CGSの名を捨て

決して散らない鉄の華

鉄華団として新しく生まれ変わるのだ。

 クーデリアの決意は地球までの護衛任務を続けるよう頼むこと。

彼女には、資金を援助してくれそうなあてがあるという。

クーデリアが独立運動のスポンサーをしてくれていた人物で、

ノブリス・ゴルドンという。

ノブリスの名がここで出るとは…!

1話2話でコーラルがしきりに気にしていた資金援助してくれる「ノブリス」です。

有名な大金持ちらしい。

独立運動を支援しつつ、ギャラルホルン(火星)にも支援をしている。

一体真意はどちらなのか?

おそらく表向きは火星で裏では独立運動…だと思います。

 逆ではありませんように…。

感想

メインストーリーが確立し、登場人物の心理描写も豊富で中身の濃い回でしたね。

CGSに反旗を翻し鉄華団が誕生。

大きな目標はクーデリアを地球まで護衛。

資金のために最大の支援者もしくは黒幕のノブリスとの接触。

オルガもクーデリアも新たな未来へ前を向くのと対照的に

主人公のミカヅキは自ら好んで食べているナッツのように殻にこもっています。

ミカヅキが最も感情的になるのは大人を相手にしたときですが

逆にいうと最も感情を表に出せるのは大人を相手にしたときだといえます。

これってまだ大人に期待してるってことじゃないかな?

好きの反対は無関心ですからね。

まったく興味のないような冷たい素振りでも、反応しているだけまだマシなのかもしれません。

第1話で倒したMSグレイズは鹵獲扱いのようです。

バルバトスの武器は鈍器なので大破せず再利用ができるようです。

これは新しい…。

今回のクランク機も再利用できれば今利用できるMSは3機あることになります。

ミカヅキほどではないにしても

他のモビルワーカー操縦組もアラヤシキシステムが背中にあるので

コクピットを入れ替えることで 普通のMSではなくなりますね。

3話のタイトルは「散華」(さんげ)でした。

CGS、クランク。

哀れな大人たちが散って新たな華が咲くようです。

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