罪過=ざいか=法律や道徳に背いた行い
エアリアルの正体
ベルとプロスペラ。これ2~3話くらい前のシーンだったはずだけど、まだ続いてたんだね。エリーについての新情報が。
エリー=パーメット粒子=ルブリス=エアリアルで確定。
ざっくり言うと、プロスペラは、エリーの生身の身体をパーメットネットワークにアップロードして、エリーはデータ体(パーメット粒子)みたいになったと。で、クワイエットゼロでデータストームの領域を広げてスコア8まで達すると、そのデータ体でもできることが増えるみたいな話。
ベルはヴァナディースの理念に合わないとドン引きするが、プロスペラはお前も強化人士つくったやんと反論。
ベネリットグループは総裁選へ
ベネリットグループが隠蔽していた今回の学園襲撃やプラント・クエタでの事件はすべて明るみになり、組織としてやや苦しい状況に。立て直しのため?動けないデリングに代わる新総裁を決めようという話に。
宇宙議会連合も積極的に介入に動き出そうとしているそう。この組織については未だ全容は不明だが、おそらく政体だろう。その宇宙議会連合のスパイ?のおばさんはできるだけ穏便に収めようとしていることから、大規模な介入になる余地があるっぽい。
あと、グエルがもう戻ってきてた。ワー!という大騒ぎはしないところに、ジェターク社のリアルな疲弊感が伝わってきて切なかった。ラウダもよくがんばった。
エアリアルの中の意志
エランはペイル社からエアリアルを盗めと命令を受ける。前回の消極的な戦闘も全部バレてた。
エアリアルを起動しようとした瞬間、データストームの逆流。あなたはダメだとエリーの拒否。エリーはただのシステムではなく意志がある。
一連の行動を見ていたベルに、やんや言われるも、お前も強化人士つくったやんと反論。ベル本日二度目の苦い顔。
ミオリネvsプロスペラ
シーズン1ラストのあの「ベチャー」以来のミオリネとスレッタのタイマン。
あんなにショックを受けていたミオリネだったが、時間を置いたこともあってか、「ビビったけど、ひどいこといってごめんね、ありがとう」という大人の対応。水に流すよってことかな?
それに対してスレッタは、いやいや正しいことしただけ、母が言ったことはすべて正しいからとミオリネの気遣いに気付かず、母親への従順ぶりを披露。水星に学校を作る夢も、ガンダムで人を殺すのも母が言ったらやるという。
ミオリネの怒りの矛先はプロスペラへ。
が、またしてもプロスペラのほうが上手。プロスペラが言うには、デリングのせいで21年前に夫、仲間、恩師を奪われた。だから個人ではなく親子の復讐。もしスレッタを巻き込まれたくないなら、次の総裁になって、クワイエットゼロを継続しろとお願い風命令。
前半と後半の繋がりがよく分からなかったが、要はミオリネもデリングの血を引く血塗られた娘だから、私に何か意見する資格ないよね?ってこと。
感想「じゃあお前は?」
というわけで、ミオリネとプロスペラの対立関係が明確になったところで今回はオシマイでした。罪過の輪は、負の因果みたいなものでしたね。誰もが罪を抱えていて、誰かが指摘しようものなら「じゃあお前は?」と反論されてしまう。今回ベルさんだけ2回抉られてたのがなんかちょっとおかしかったですが…。
シーズン2に入ってから、プロスペラの描写が増えましたが、今回エリーを語る時の昂り方は今までで1番熱が入っていたと思います。思い入れがスレッタの比じゃなくて、スレッタ可哀想と思うのと同時に、プロスペラ自身にも気負いというか負い目があるのかなと思いました。ようやく素がみえてきた感じです。
ガンド技術の本質?
エリーをデータストームでルブリスに一体化?させることができたということは、データストームは生身の身体をデータに変換できるということかな。
もう一度整理すると、
つまりエリーは死ななかったが、現段階ではガンダムに囚われている。これだったらOPEDで鏡面に囚われているような描写が多かったのも納得できる。あれはエリー目線だった。
エリーを外の世界に解き放つにはパーメット粒子のリンクを広げていく必要がある。その役目を負うのがクワイエットゼロで、パーメット粒子のリンクをより広範囲に広げることができる。
植物に例えると、いろんなものと交配していけば滅びない的なことかな? シャディクの「地球に資産を売れ!」という思想からいっても、金も権力も分配しようぜ!って方向に進んでいる気がする。ブロックチェーン的な発想で今っぽくもある。
身体をデータ化できるとしたら、その逆もできないのかな?と思ったけどどうなんだろう?
あと今回、ニカのシーンがあったのが良かった。シャディク側に誘われても、手段を間違えたくないと固辞するニカにポジティブな成長を感じた。サラッと描かれてたけど重要な変化だったと思う。
次回:大切なもの
スレッタは母とミオリネのどちら側につくのか…。もうそろそろ決断のときだ!
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