水星の魔女第1話「魔女と花嫁」のストーリー振り返りと感想。作画音楽演出ストーリーすべてに見応えがあった。

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水星育ちの女

エリーが良い方向に育っていて良かった。水星で育ったようだが、周りからは田舎扱いを受けていたな。本人オドオドしてたけど、これは田舎から来たというより、そもそも人とのコミュニケーションに慣れていない感じかな。それでも積極的に人助けしたり、嫌がらせを正面から諌めたりしていて根はいいヤツそうに育っていて良かった。

火木土天冥海

これまでのガンダムシリーズでは遠いところと言えば木星だった。太陽から遠ざかる方向にあったわけだ。なぜならシンプルに、寒いのはなんとかなるけど、熱いのはどうしようもないからだ。しかし金星飛ばして水星というのは驚いた。しかし水星もしくは水星近くのコロニーに住む利点ってあるのかな?素性を隠すために遠くにいったということだろうけど、にしてもすごいところだ。

そして、名前が変わっていたね。

スレッタ・マーキュリー

マーキュリーは水星の意味。今回のサブタイトルの花嫁はミオリネのことだから、水星の魔女はエリーのことで間違いないね。まさにエリーの、スレッタの物語になるのでしょう。

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スペーシアンが支配する学園

エリーが入学したのはアスティカシア高等専門学園。高校ということは、エリーは15歳くらいになったということかな。公式サイトによると、ベネリットグループによって運営されているらしい。入学にも条件があるようだが、そこらへんは母親がうまくやったのだろう。

パイロット科、メカニック科、経営戦略科とあって、今回登場したミオリネは経営戦略科、御曹司ことグエルはパイロット科、エリーもパイロット科。

御曹司がミオリネの菜園を土いじりと揶揄していたことから、勢力圏は宇宙に住む人々、スペーシアンの中だと思われる。

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ミオリネ・レンブラン

この作品のヒロイン。学園も経営するベネリットグループ総裁の娘。ベネリットグループは財閥みたいなものだろうか。プロローグ含めて政府の影みえないな今作のなかで1番巨大な組織。

母親が開発したという新品種のトマトを栽培していたことから、父親より母親になついているよう。だが母親はもう…という雰囲気だった。父親を嫌っているのもそこに原因があるかもしれない。

エリーとの最初の出会いは学園を脱出して地球に向かおうとしているところだった。母親のルーツが地球にあるのかな? おてんば娘というには過激すぎるところもあるが、面倒見の良さそうな、しっかりした女性だと思った。

グエル・ジェターク

ベネリットグループ内御三家ジェターク家の御曹司。分かりやすい噛ませ犬。ミオリネを財産的な意味で狙っている。父親のほうも今回の話ではミオリネの父親=総裁を暗殺しようとしていた。父子ともども野心家だ。

なんか、こういう噛ませ犬っていいヤツになっていきそうな気がするな。ジャイアンみたいに。

ドミニコスに入りたいみたいなことを言っていた。ドミニコスはプロローグ(10年くらい前)で設立されたモビルスーツ開発評議会の監査組織だったかな? 月日を経て誰もが羨むエリート組織になったのだろうか。代表だった男が力を増しているのは間違いない…。

決闘

学園内でごちゃごちゃしたらMSバトルで決める。持ち込むMSは自由。現実的かどうかは置いておいて、勝てば正義というのは分かりやすくて良い。ブレードアンテナ?を折ったほうが勝ちらしいが、そんなので収まりそうもないほどガチな殺し合いのようにみえた。

決闘に勝ち続けることで、ホルダーという学園一の称号が手に入るようで、これはミオリネとの婚約者の証とか? どこまで本気かはわからない。今回スレッタは直接ホルダー持ちを倒したので、いきなりホルダーになった。

ガンダムエアリアル

決闘にエリーが持ち込んだのが、ガンダムエアリアル。あれ、ルブリスは?と思ったが、

スレッタ「エアリアルは家族」

というくらいだから、同一機体だと思われる。武装は同じように見えたけど塗装が違う。ガンダムも素性を隠しているのかな。もしかしたらハードウェアは別物でソフトウェアだけ同じとか?

プロローグと違って自動ではなく手動で戦っているようだった。プロローグで最初からこんなんだと競り合いがなくなるんじゃないかと不安になったけど、案の定競り合い皆無。序盤からここまで圧倒するのはすごい。

エアリアルを見てガンドアーム(GUND-ARM)とつぶやく男。ガンダムとガンドアームは何か違うのか。分かりやすい特徴でもあるのだろうか。

逃げたら1つ進めば2つ手に入る

スレッタのなにやら意味深なセリフ。母からの教訓かな。真っ先に思い浮かぶのはプロローグのこと。逃げたことで父親を失ったが母親は得た。人助けに前のめりな行動力からして、勇気を持って一歩踏み出せみたいな解釈をしているんだろう。今後母親が出てきたときにまた別の意味が明らかになるかもしれない。

感想

なんかあっという間だった…。見応えがあって面白かったからってことだけど。

あと内容以外のところでいうと今作音楽がめちゃくちゃいいな。クラシカルで壮大なテーマが流れることで、メリハリがあっていいし、熱い。冒頭の学園の風景をノンナレーションで流す演出も良かった。第1話として説明の時間も必要だけど、画だけでそれをやるという、ああいうのがいいよね。ただの風景画ではなくてカット数も多くて驚いた。

学園ドラマが始まった!視聴前に百合がどうたらってのは聞いてたけどこういうことか。フックとして強いし話題になるのもわかる。ストーリー全体としては今すぐに大騒動が起こるって感じはない。しばらく日常パートでミオリネとの絆を深めながら、情勢がだんだんとわかってくる感じかと思われる。

何はともあれエリーがいい子に育っているようで良かった。

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