【Mount&Blade:Warband】【MOD】Prophesy of Pendor
通称PoP ver3.8の攻略記事。
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書いてたら長くなったんで前後編。
他のM&B記事はブログ上部から
PoPの特徴
- マップが広い
- 諸侯が多い
- 兵が強く硬い
- 騎士の入手が困難
マップが広く統一に時間がかかる。領地の数だけ諸侯も増えていて元帥の号令に応えて集まる大軍団はゆうに1000人を超える。略奪も頻繁。そして兵の質はNative(MODなし)と比較にならない。強打10熟練度300は当たり前。また高耐久鎧は低威力武器の攻撃を弾く。Nativeでは村で募兵した兵を育成することで最強の騎士をつくることができた。しかしPoPでは村出身の兵を騎兵に育てあげられる勢力は2つだけ。そして質もイマイチ。質の高い騎兵をまっとうに集めるなら、城もしくは街がなければならない。加えて時間も金も必要。ただ非正規兵なら宿屋での勧誘や捕虜の解放などで容易に集まる。
序盤
Native(modなし)と同じく序盤は軍団作りから。とはいえ軍団ができても維持できなければ意味がないのでまずは金稼ぎから。トーナメントで稼ぐなら闘技場で熟練度上げからかな。いきなり野良狩りでもいいね。そのときは武器に気を使うこと。ただの追い剥ぎだと思っていたらたった1人騎士がいて囲っても攻撃すべてを跳ね返されてパーティ崩壊……もありうる。
いずれにせよ序盤は全国を巡りトーナメントや戦利品で稼いでは生産小屋で消費していくことに決まっている。このとき並行してやっておくといいことがある。
①確定クォリス石
レイヴンスタン領レインの街路にある宝箱を探そう。クォリス石が必ず入っている。使い道については後編で。極めて貴重なアイテム。
②旅人の話in酒場
酒場にいる旅人や奴隷商に10デナルを払うと噂を聞ける。たいていはスカなのだが、たまに当たりがありそれを引くと、旅人の場合は宝箱や隠れ家の情報、奴隷商の場合はさらに追加のデナルを払い兵を紹介してもらえる。奴隷商の差し出す兵はさまざま。ノルドール兵もたまに差し出す。そのときは確か1人1000デナルくらいだったかな。旅人の話は再度聞き直すことができないので聞き流さないように注意。各街にある隠された宝箱の中身が追加されていくって感じ。隠れ家の情報が特に重要で、なかでもレッド同盟の隠れ家を攻略すると必ずクォリス石が手に入る。
宝箱は攻略後戦闘マップにそのまま出現する。
思ってる3倍くらい敵が多かった。倒せども倒せども敵が湧いてくる。防具は追い剥ぎレベルだがクロスボウの弾幕がどうしようもなく痛い。木などの障害物を利用しながら少しずつ削っていけば無傷でのクリアも可。
③破滅のメイス(Doom mace)探し
破滅のメイスはb属性(打撃)の片手武器。b属性武器でとどめをさされた敵は必ず気絶する。気絶した敵は戦闘終了後に捕虜となる。商品(捕虜)を傷つけない武器というわけだ。非殺傷武器の性能は抑えられがちなのだが、破滅のメイスはb属性のわりに威力が高く速度とリーチも優れている。序盤から終盤までずっと金欠に悩まされるこのMODでは最終装備といっても過言ではない。プレイヤーの戦果がそのまま戦利品として現れる喜びもある。
三賢者からドロップするようだが、探そうと思ってもあんまり見かけない。そんで戦っても拾えないこともしばしば。
④騎士団クエスト
先に触れたように、PoPで騎士を得るには城か街を所有していなければならず、そして得られるのは勢力固有の貴族兵というわけ。それも十分強いが、PoP世界にはこれら貴族兵のさらに上位互換の騎士団が各地に点在している。プレイヤーの拠点に騎士団の支部を設立することで貴族兵の代わりに招集できる。設立の条件はwiki参照。関係度とかコンパニオンの存在とかいろいろ。
騎士団クエストはそんな彼ら騎士団から受注できるクエストのこと。騎士団は①ワールドマップにウロウロしているのと②街の中心部(城や街で諸侯たちが待機している場所)に入ってすぐ隣に待機(警備)しているのがいる。クエスト受注は後者から受けられる。どの街にどの騎士団がいるかは、これもまたwiki参照。ちなみに関係がマイナスでは追い払われてしまうので、その場合は①のウロウロしているのに加勢して稼ぐしかない。
騎士団クエストは後に解禁されるのも含めて全部で4つある。そのうち1番目の賞金首クエストの存在が大きい。賞金首クエストは、平たく言えばご当地のごろつきを一定数以上やっつけてくださいというもの。クリアの報酬は一般的なクエストと同様に、多少の経験値、金、関係の改善なのだが、賞金首クエストの場合はそれらに加えて、その騎士団の防具、あるいは少数の騎士団兵そのものをもらえることがある。最強クラスの騎士団兵をこんな簡単に、しかも序盤から手に入れることができるなんて、やるっきゃないでしょ。
その他の騎士団関係のことは後編記事で。
序盤~中盤
金に余裕ができ、そこそこの軍団ができたら早速どこかの国に所属すべし。名声も高まっているだろうし。王に忠誠を誓うと村を預かる。村の経営はコストに比べて実りが少ない。経営は趣味の範囲。まあ村にかぎったことではないが……。立ち回りだが最初は領地配分で意見をあわせるなどして関係向上に努めるのがいいと思われる。元帥の呼びかけにも積極的に応じたい。必死こいて街を落としても誰かに取られちゃったとかでは笑えないのでね、政治は大事。また関係が良ければ提案→ついてこいを利用できるようになる。自分の狙ってる城や街があれば彼らを利用して落としにいこう。
奴隷商のすすめ
PoPでは村や街からの収入が抑えられている?ため金欠は終盤になっても続く。それを救う最も効率のいい金稼ぎが捕虜売却だ。捕虜を得るには敵兵を殺害するのではなく気絶させる必要がある。敵を気絶させるには鈍器などのb属性の武器か馬の突進でトドメをさせばよい。ただ残念ながら有用なb武器を持った兵は存在しない。せいぜい自分とコンパニオンだけだろう。破滅のメイス、先端の丸いランス、高突進の馬、決して性能はいいとは言えないけど金のためなら……!!そこそこの規模になったら自動戦闘(部下に任せて後方に下がる)もいいね。自動戦闘は普通に戦うより被害が大きくなるけども一定の捕虜を獲得できる。
こすい金稼ぎといえばコバンザメ戦法は基本といっていい。恩を売れて(敵もつくるが)、経験値と戦利品がうまい。何より自軍被害を低く抑えられるので収支がプラスになりやすい。また自動戦闘を使えば上位兵を捕虜にできる。当たり前だけど盗賊のような小物より正規兵のほうが高く売れるのでね。もっとも序盤は普通に戦って経験値&名声&熟練度上げに励んだほうがいいかもしれないが。ちなみに途中参戦でも諸侯を捕まえることができる。解放については基本的に名誉(無償解放)をとるべきだが、金がないと軍団を維持できず、軍団がなければ名誉もクソもないので自分の状況に合わせて選択。
勢力雑感
貴族兵を雇うには城か街が必要。同勢力の兵を攻撃する場合、ペナルティ(ちょっと手加減してしまう)が発生するので、敵対勢力になりうる勢力圏の村からの募兵は避けること。
サーレオン
- 歩兵は盾なし
- 弓そこそこ
- マップ中央
- 騎士の国
Nativeでいうスワディア。騎士の国なのだが、騎士を雇うには城か街が必要。歩兵は盾を持っていないため耐久に難、弓兵は平均。盾持ちで白兵戦もそこそこやる。
騎士は他勢力の貴族兵と比べ一回り強く設定されている。野戦では圧倒するだろう。ただ多くの騎士団はさらにこの上をいく。特にサーレオンに開かれているライオン騎士団はサーレオン騎士の完全上位互換といっていい。サーレオンに属しているならぜひ仲良くなっておきたい。
すべての国と隣接するマップ中央に位置している。やっと城を手に入れて騎士を集めるぞー!と思ったときには国がボロボロってことも。逆に領土を大きく広げている場合もあり、良くも悪くもM&B世界の中心。
後述のノルドールと仲良くしたいならラリアの街は中継地点として便がいい。専用NPCもいるしね。
レイヴンスタン
- 弓兵が強い
- 歩兵弱い
- 騎兵空気
- 強力な弓を獲得できるかも
弓兵とその仲間たち。熟練度の高い弓兵は容赦なくヘッドショットを狙ってくる。加えて速い。しかし接近戦では歩兵の弱さもあり騎兵の突撃を受けるとアッサリと崩壊しがち。
村からの募兵で騎兵を育てあげられる勢力の1つであるが、ただでさえ微妙な歩兵をとりあえず乗っけてみました的性能なため性能は察し。当然ガチの騎士とはやりあえない。とはいえ歩兵相手なら大いに優位に立てるだろう。
貴族兵は騎士と歩兵。騎士は「騎士」のなかでは平均かやや下くらい。歩兵は勢力の弱点を補ってくれる性能だが、貴族兵というのは集めるのが大変で金も維持費もかかる。レイブンスタン兵にこだわるとかでないかぎりわざわざ選ぶ性能ではない。
マップ北部に位置しており、隣接しているのはフィアーズベインとサーレオンのみ。そのサーレオンとの間には蛮族が蔓延っている広い緩衝地帯があるために、実質隣国は1つだけ。わりと混沌とするPoP世界のなかでは落ち着いたところかな。
英雄ウルフボウド(大軍団)がマップ上に出現していて且つ
デシャル
- 騎兵が中心
- 弓の熟練度が高い
- 弓騎兵までいる
Nativeのカーギットをパワーアップした感じ。騎兵は貴族兵(騎士)たちよりかは劣るが十分強い。村人から騎兵をつくれるのはデシャルとレイヴンスタンだけだが、主力になるのはデシャルのみ。
地味に弓の熟練度が高いのも特徴の1つ。デシャル追撃兵は馬に乗りながらレイヴンスタンの弓兵にも匹敵する弓の使い手。一気呵成に騎兵で攻め入ってもいいし、弓でコツコツ削ってもいい。すべての兵の質が高く、いろいろな戦術を試せる初心者にもおすすめの勢力。
貴族兵は騎兵を微妙にパワーアップして馬上槍を持たせただけ。シンプルに強い。
フィアーズベイン
- モデル:ノルド:ヴァイキング
- 歩兵が強い
- 弓は平均以下
歩兵とその仲間たち。狂戦士はHP94で熟練度は驚きの400。ただし盾なしの両手武器使いなため、基本的には盾持ちのフィアーズベインハスカールのほうが運用は楽。
お隣のレイブンスタンは弓が強いので、互いの弱点を補える二国籍軍も面白い。
貴族兵は念願の騎士。最も平均的な騎士といっていいんじゃないかな。
近くをウロウロしている蛮族はNativeでいう海賊であり、序盤の相手としてちょうどいいと思う。
最も基本となる兵種が優れているというのは大きい。これもまた初心者向けの勢力。
バッカス帝国
- 投げ槍
- クロスボウ
- 一撃が痛い
弓兵の代わりにクロスボウ兵がいる。PoPのクロスボウは威力が高めに設定されている。そして歩兵は投げ槍を持っている。ということから帝国兵はとにかく一撃一撃が重い。流れ矢すべてが即死級。積極的に前線で戦うタイプのプレイヤーにとって天敵といえる勢力なんじゃないか。味方への被害は言わずもがな、上手に戦ってもどうしても被害がでてしまうんだよな。逆にいえば指揮が微妙でもそこそこ強いというのであり、うまく使えばもっと強い。
帝国剣闘兵は軽装ながらHP106、熟練度380と一般兵にしてはぶっ飛んでいる。装備をガチガチに固めた帝国軍団兵(HP70)とどちらを使うかは好みで。
貴族兵はクロスボウ持ちの騎士と投げ槍持ちの騎士。騎士も含めて攻城戦はみな飛び道具を使うので弾幕がすごい。
しいてあげればクロスボウの射程と補充速度だけが穴か。それくらいしか欠点がないおすすめの勢力。
セズに構える亡霊軍団は数ある騎士団のなかでもトップクラス。帝国を拠点にするならぜひとも仲良くしたい。
ペンドール
- タイトル回収
- 穴埋めにちょうどいい
6番目の勢力はなんとすでに滅んでいる。しかしアップグレードツリーは残っているという設定。捕虜でよくみる。農民からもアップグレードできる。数を揃えるには独立してペンドール文化を選ぶしかない。歩兵、弓兵、騎兵とすべてそろっていて、またすべてにおいてそこそこの性能。数を集めるには独立しかないので、基本的には主力ではなくて戦力の穴埋め的役割。積極的に雇用していきたい。
ノルドール
- 最強の装備に最高のステータス
- サーレオン領ラリア近辺の森をうろうろ
- 最終装備のために仲良くなる必要
- 雇うにはクォリス石が必要
基本無視して構わないのだが、最終装備のためには関わらざるを得ない人たち。
関係改善は喧嘩中のところに加勢するのが基本。あるいは捕虜にしたあと話しかけると解放の選択肢が出て、解放すると関係と名声が上がる。貴族兵を解放すると名誉も上がる。捕虜にするには自動戦闘が便利。ノルドールはその強さから誰も彼も狩りまくり大量の捕虜を抱えてることが多いので、戦闘の被害が甚大でも戦前より軍団が膨らむなんてことも。まあ気軽に手を出してはいけない敵だけど。
その他
どこの勢力にも属さない第三勢力がいっぱい。
大軍団
第三勢力はしばしば大軍団を形成する。500超えは当たり前で一国の王であっても飲み込まれる危険がある。大軍団を倒すとその勢力の勢いが衰え、出現数が目にみえて減る。また大軍団は英雄のもとに形成されることもある。英雄が率いる大軍団を倒すとその英雄を捕虜にできることがある。英雄が戦場に出現していれば(負傷中でなければ必ず参戦)必ず捕まえられるっぽい。捕虜になった英雄に話しかける(パーティ→捕虜→話す)と解放と引き換えに10万デナルorクォリス石、また一部の英雄からはカスタム騎士団の
大軍団を倒すためにはこちらも大軍団で受けて立つしかない。元帥になるか「提案→ついてこい」でちまちま集めるかだ。
ちなみに各勢力の王を捕まえたときにも特別な解放取引ができる。
長くなったので
ノルドール、クォリス石、ルーン武器などは後編で。
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