電子書籍(KindlePW)を約5年間毎日使い続けた結果…

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毎日使ってるのにまだ壊れない

まもなく5年にもなる当時2万円くらいで買ったKindle Paperwhite(PW)ですが、まだまだ現役で使えております。1日30分以上は確実に使ってて、月2~4冊ほど読みます。つい先日、一緒に買ったカバーが使い物にならなくなったときに、そういえば本体は全然衰えてないなーと思ったので、約5年使っての使用感レビューをしてみようと思います。

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電子書籍専用端末

KindlePWは電子書籍専用端末です。一応この端末を通してAmazonで本を購入することもできますが、正直もっさりすぎて使い物になりません。

できることといったら、Wifiに繋いで、ダウンロードして、読むだけです。

読書向きのディスプレイ

電子書籍専用端末とスマホやタブレットなどとの決定的な違いはディスプレイにあります。PWをはじめとする読書専用端末の多くは電子ペーパーと呼ばれる技術を採用しています。なかでもE-ink社の技術は素晴らしく、電子ペーパー=E-inkのような扱いになっているほどです。光を透過させて色を調整する一般的なディスプレイとは仕組みが異なり、表示に光を必要としないところが特徴の1つです。

目に優しいフロントライト

たとえばスマホやタブレットだと、バックライトの明度を下げれば下げるほど画面は暗くなっていき視認性も悪くなっていきます。E-inkだと照らしても照らさなくても視認性に変わりはありません。イメージとしては黒板や電子メモパッドです。解像度といい濃淡といい、ほぼ紙のような感覚です。

明かりがなくても視認性に変わりはないといっても、暗いところでは明かりは必須で、当然PWにはライト機能が備わっています。このディスプレイを照らすのがスマホやタブレットのようなバックライトではなくてフロントライトなのがポイントです。

バックライトは画面の裏から画面を照らしつつ直接目に光が当たるので、目への刺激が強く疲労もたまりやすくなります。一方フロントライトは画面だけを照らすよう工夫されているので、目への負担は比較的少ないです。バックライトとフロントライトの違いは直感で気付けるほど明確なものではありません。ただ長時間の使用となると明確に目の疲れに違いがあるのを実感しています。PWで読書するようになってから、目が疲れて読書をやめるより、頭が疲れてやめるほうが増えました。

ライトつけなくても読める

ライトはオフ(照度ゼロ)にすることもできます。オフでも日中や照明の行き届いた場所だとよく見えますが、真っ暗闇の部屋だと全く何も見えません。この辺の感覚が完全に紙です。このライトオフの状態が個人的なお気に入りで、まず充電にも優しいというのもありますし、光を当てて読んでいる感覚が好きというのあります。紙の本はいくら上手に光を当てても背表紙側が若干影になりがちでしたが、PWはフラットな画面なので、光が当たるとスッと画面全体が明るくなるのも良い点です

Einkのデメリット

Einkのデメリットは画面を切り替わるたびにリフレッシュ動作が必要なことです。ページめくりや設定画面などで操作するたびに一瞬画面が黒く塗りつぶされます。文章だと気になりませんが、端末の設定やストアでの操作、読むスピードの速い漫画など、パッと画面を切り替えたいときは、そのもっさり感が気になります。タッチ感度もイマイチで、スマホやタブレットで快適だったハイライト(線引き)機能も非常に使いづらいです。ただ、このもっさり感は上位端末だと解決されているようです。

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Kindleどれを買えばいい?

Amazonには現時点(2023/03/13)において、4種類のKindle端末があります。

Kindle

もっとも安価の入門モデル。

Kindle Paperwhite

Kindle(6インチ)より画面が大きい(6.8)ミドルモデル。

Kindle Oasis

さらにわずかに画面が大きくなり(7.0)、PWより動作性が向上し、ページを送る物理ボタンもついた最上級モデル。

Kindle Scribe

画面が大きく、画面に直接メモができるようになった。

総評

少し前なら、OasisかPWの二択だったのですが、Kindleの新しいモデルがPWの解像度に並びましたので、相対的にPWのバリューが薄れたように思います。PW愛好家としては心苦しいのですが、入門にはKindleがオススメです。

Oasisは、物理ボタンとPW以上の動作の軽さが魅力で、特に動作の部分で、辞書機能や本文検索をスムーズに行えるかどうかは非常に大きな違いですので、財布の余裕のある方でしたらOasisが1番オススメです。

Scribeは、画面が文庫本を超えてタブレットといえるほどに大きく、手書きできるのが魅力です。

コスパならKindle一択!

もう少し頑張ってPWに手を伸ばすのもアリ(PWがいい商品であることは私が保証します)

物理ボタンとほどよい大きさのOasisか、大画面とメモ機能のScribeは好きな方を選ぼう!

広告について

これらの端末は、広告のあるなしを選択できます。広告ありにすると、電源オフ時に広告が表示されることになります。オフにするとなんだかよくわからない幾何学模様であったり、本の表紙を表示させることができます。

自分は広告なしを選びましたが、別に広告ありでも良かったかなーと思ってます。カバーが生きてたころはカバーでオフ時の画面は見えませんでしたし、表紙が見えたところで凝視するわけでもなかったですから。

あればあれで気になってしまうんですかね?

カバーについて

カバーは本体より先にへたりますね。買い直すのも面倒なので自分はそのまま裸で使ってますが、あるに越したことはないと思っています。

カバーの良い点は、傷や汚れから保護してくれるのはもちろん、1番劣化が早いであろう電源ボタンに触れずに操作できる点です。カバー開いてオン、閉じてオフ。

読書専用端末はやはりいいものだ

読書しかできない。でもそれがいい。スマホやタブレットでも読めますが、いちいちアプリ起動する手間もあるし、何でもできる端末で文字だけ読むってのもなかなか落ち着かないものです。読書専用端末だと、読書しかできないうえ、何か別のことをするにも画面を切る手間ってのがあります。読書のマインドになること。それこそが読書専用端末が私たちに与えてくれる最大のサービスでしょう。

電子書籍には他にも利点がありますが、それについては別の記事で説明したいと思います。

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