Mount & Blade II: Bannerlord(マウントアンドブレード:バナーロード)の初心者向けガイド。
プレイするのはPC版(v1.1.6)です。
鍛冶は、様々なパーツを組み合わせて自分だけのオリジナル武器を作成できるシステムです。通常の店売り武器を凌駕する最強の武器を作成できるうえ、金策にもなります。
鍛冶とは?
鍛冶とは、様々なパーツを組み合わせて自分だけのオリジナル武器を作成できるシステムです。
鍛冶をやるメリットは主に以下の3点です。
- 自分好みの武器を作成できる
- 金策になる
- 鍛冶スキル125で特質ポイント(活力or制御力)
→リーチ、威力、速度といった各種パラメータを自分好みにすることで、店売り武器を凌駕する武器を作成できます。武器のティアが5~6にもなると、1本で1万~5万ほどの売値がつくことがあり、金策的にも優秀です。また、鍛冶は鍛冶スキルに対応していますが、スキル値が125に達すると特質ポイントを得られるパーク(活力or制御力)を取得できるようになります。
デメリットは次の2点。
- 時間がかかる
- 金がかかる
→鍛冶はゲーム序盤からコツコツ続けても極めることは難しいです。素材調達費もそこそこ必要。
実際のところ、鍛冶は必須ではありません。やらなくてもいいし、やっても大きなプラスにはなりません。ただ、やるに越したことはないくらいのプラスがあるのも確かで、体力回復中などのちょっとした合間に進めておくことで、いずれ役に立つ時がくるかもしれません。
素材収集(精錬/溶解)について
武器を作成するには素材が必要です。
素材は木材や鉄など、売ってあるものをそのまま使ってもいいですが、武器を精錬(溶解/解体)することでも入手できます。
木炭の入手方法
武器を精錬するには木炭が必要です。
木炭は現物が売っていることもありますが、自己調達が基本です。
まず街の鍛冶屋に入って、上のタブをご覧ください。左から精錬、鋳造、精製となっています。似た言葉が続いてわかりづらいですが、これは公式訳の問題です…。わかりやすく説明すると以下のような意味です。
精錬(左)=溶解(武器を解体して素材にすること)
鋳造(中)=製作(素材を使って武器をつくる)
精製(右)=精錬(素材を鍛える、素材を使って新たな素材をつくる)
木炭は木材を加工することで得られます。ですので公式訳だと1番右の精製タブですね。木材は村や街で購入するか、木製武器の精錬(溶解/解体)あるいは戦利品で入手できることもあります。
実際に試してみましょう。
木材を持っている状態で、精製(右)タブから「木材→木炭」を選びます。
カキン
という音とともに、木炭が手に入りました。それと同時に左下に表示されているスタミナが低下しました。
- 鍛冶ではスタミナを消耗します。
- スタミナはHPとは別枠の鍛冶専用の体力で、鍛冶でなにかするたびに消耗していきます。
- スタミナはワールドマップ内で待機中に回復します。待機とは動かずに時間を進めることです。歩き回っていると戦闘で減ったHPは回復してもスタミナは回復しません。
武器の精錬(溶解)
木炭が手に入ったら、次は武器の精錬(左)をしましょう。武器の解体ですね。
選ぶ武器ですが、精錬すると武器は消失しますので不要な武器を選びましょう。
また、どんな武器であっても、1回あたりのスタミナ消費は同じなので、経験値の多い高品質な武器を選んだ方がスタミナを有効活用できます。具体的には、素材が多い武器(プギオ、投擲ダガー)、高ティア武器(鍛冶経験値が高く、素材も優れている)がおすすめです。
自分のプレイでは特に何も考えずにいらない武器を片っ端から解体してました。
武器をつくろう!(鋳造/製作)
武器を作成するには鍛冶屋に入って上のタブから「鋳造」を開きます。
すると右上に「指令」と「フリービルド」と表示が出ていますね。
- 指令→NPCからの製作依頼のこと。注文通りの武器を作成できれば報酬を貰えます。
- フリービルド→自分の好きな武器種を作成できます。
指令は鍛冶屋だけで完結するサブクエみたいなものですね。自分用、金策用の武器を作成する場合はフリービルドを選びます。
鋳造パーツ
武器は最大4つのパーツ(武器種によって数は異なる)を組み合わせて作成します。ですので正確には「素材で武器を作成する」というよりかは、「素材でパーツを作成し、それらを組み合わせる」という言い方が正しいですね。
武器の能力や価値はこのパーツ選びで決まります。
- 高ティアパーツは強め(最強とは限らない)
- 高い素材を使ったパーツからなる武器は高く売れる
→シンプルにレアなパーツで作成した武器はレア。
新しいパーツは鍛冶屋で作業することでアンロックされていきます。
wikiによると、隠し経験値というのがあるようで?、それが一定の値に達するごとに新しいパーツがランダムにアンロックされていくようです。
パーツは武器ごとに100~200種あるのですが、スタミナ制限で数回しか鍛冶作業できないのでアンロックペースは非常に緩やかなものになります。ここがねぇ…鍛冶最大の難点ですね。パーツ集めにとにかく時間がかかる。
ただ、隠し経験値はプレイヤーキャラである必要はなく、他のコンパニオンの鍛冶作業でも上がっていきます。そのため、パーティ全員で鍛冶を行っていくことで早期パーツアンロックを狙えます。
おさらいと攻略
攻略のポイントはパーティメンバーの役割分担です。
やはり最大のネックとなるのはスタミナです。同じスタミナ消費でも、指令(依頼)や高ティア武器の解体作成は高経験値を得られるため、これらの作業は鍛冶スキルを上げたいキャラに集中させると効率的です。鍛冶スキル150で特質ポイントを得られるので、この役割はプレイヤーが担当するのが望ましいです。
最初は木材やら武器やらの調達で金がかかる鍛冶ですが、鍛冶スキルが育つと、武器にボーナス(能力+売値up)がかかったり、指令(依頼)の完遂による小金稼ぎもできるようになります。最初は辛抱ですね。
高値で売れる武器は高ティアであるだけでなく、素材が重要です。例えば、高品質銅やタマスケン鋼などの最上位素材を数多く使用した武器は高く売れます。両手剣ティア5パーツはこのタマスケン鋼を複数使用するため、他のパーツがティア1であっても、それだけで売値が2万近くに達します。金策目的であれば、両手剣ティア5パーツアンロックを目指すといいと思います。
他のキャラは主に木炭製造に専念することになるでしょう。木材は特産品の村や街で安く仕入れることができますし、木製武器の解体でも入手できます。このサポートチームも将来的には製造役と解体役のどちらかに専門化していくと良いでしょう。
ちなみに、鍛冶パークの選択に失敗した場合は、闘技場の支配者に金を払ってパークリセットができます。
時間をかけてコツコツと
実践的なレベルまで鍛冶スキルを鍛えるには相当な時間がかかります。裏技的に一気に上げる方法はありませんが、最短で進めるためには以下のような方法があります。
- 街にこもって作成した武器を売らずに分解作成を繰り返す
- 高ティア武器を買って溶かす
どちらも多額の投資が必要となりますが…。
鍛冶は時間のかかるものと割り切り、過程を楽しむと良いでしょう。パーツのティアが上がったときの喜びや、新しい鍛冶パークの取得、依頼の成功率の向上、自分用武器の試行錯誤など、成長を感じられる機会が数多くあります。あくまで補助的システムとして、気負わず、のんびり、コツコツと、がんばりましょう!!
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